為房 慶次朗

Keijiro TAMEFUSA

プロフィール

所属チーム
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
生年月日
2001/9/3
ポジション
PR(プロップ)
身長
180cm
体重
108kg
経歴
常翔学園高校→明治大学
日本代表キャップ数
11 ※2025年8月1日時点
出身地
大阪府

コメント

国際舞台で大きく成長、代表に定着した右PR

小学校2年の時に大阪・みなとラグビースクールで競技を始める。大阪・大正東中学時代には柔道部にも入っており、全国中学大会の大阪府予選90キロ級で優勝したこともある。

大阪の強豪校、常翔学園に入学しラグビーに専念。1年から主軸として試合に出場すると、3年時はキャプテンとしてベスト4に貢献。スクラムだけでなく、機動力のあるPRろして、高校日本代表にも選ばれた。

高校卒業後はFW(フォワード)の強さに定評のある明治大学に進学し、1・2年時は対抗戦4試合にリザーブから出場した。その後、日本代表になるため、走れる身体へと肉体改造を試み、3年の関東大学対抗戦からレギュラーに定着した。4年では紫紺のスクラムを支え、大学選手権準優勝にも貢献した。

2024年、スピアーズに入団。アーリーエントリーで、3月にリーグワンデビューを飾ると、さっそく5試合に出場して3トライを挙げるなど、スクラムだけでなく、決定力の高さを見せた。

5月には菅平のトレーニングスコッドに参加し、そのまま日本代表に初招集されると、6月のイングランド代表戦で途中出場し、初キャップを獲得。その勢いのまま、テストマッチで10試合プレーして、飛躍のシーズンとなった。

2024-25シーズンのリーグワンでは、準優勝したチームで9試合の先発を含む18試合に出場。7月のウェールズ代表との第1テストマッチでは先発した。スクラム、突破力にさらに磨きをかけている。

◆父も大阪工業大学高校(現・常翔学園)、専修大学などでプレーしていた。4兄妹の次男で、兄・虎太郎は総合格闘家。弟のFB(フルバック)幸之介も明治大学ラグビー部に入部して活躍している。高校時代は身体を強くするために、自宅のガレージを改装したジムで週に2~3回鍛えていたという。

斉藤健仁© JRFU

ラグビー日本代表選手名鑑