竹内 柊平

Shuhei TAKEUCHI

プロフィール

所属チーム
東京サントリーサンゴリアス
生年月日
1997/12/9
ポジション
PR(プロップ)
身長
183cm
体重
115kg
経歴
宮崎工業高校→九州共立大学→浦安D-Rocks→東京サントリーサンゴリアス
日本代表キャップ数
15 ※2025年8月1日時点
出身地
宮崎県
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コメント

無名校から代表に駆け上がった、パワフルな右PR

小学2年生から空手をやっており、野球、サッカー、水泳など様々なスポーツを経験した。小学校の担任の先生に勧められ、小学6年で地元にあった宮崎ラグビースクールで競技を始める。

最初はHO(フッカー)をやっていたが、高校に入り、LO(ロック)や、NO8(ナンバーエイト)に転向した。宮崎工業高校では、3年時に副将も務めたが、伝統校である高鍋高校の前に花園への出場はかなわなかった。

大学は福岡の九州共立大学へ進み、1年生からレギュラーで試合に出場した。4年になると、さらにラグビーを続けることを考えてPR(プロップ)に転向。キャプテンも務めて、創部以来初の大学選手権出場へと導いた。卒業後、トライアウトを経て、NTTコミュニケーションズへと加入した。

2020-21シーズンのトップリーグは1試合の出場だったが、リーグワンとなった2022年は9試合の先発を含む、15試合の出場と大きく存在感を増し、2022年、6月、NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)スコッド入りを果たした。そして、ウルグアイ代表との第1テストマッチで後半20分から出場し、日本代表初キャップを獲得した。

2022年秋は当初、日本代表候補には選ばれていなかったが、練習生として合宿に参加し、アピールして昇格を果たし、フランス代表戦に出場した。

リーグワンとなり、浦安D-Rocksの所属選手となり、2022-2023シーズンはチームでも副キャプテンを任され、12試合に出場したが、チームのディビジョン1への昇格は叶わず、自身もワールドカップの出場を逃した。

2023-24シーズンは先発6試合を含む10試合に出場。入替戦でも活躍し、チームの昇格に大きく貢献。日本代表にも復帰を果たすと、一気に3番の定位置を確保した。だが、2024-25シーズンのリーグワンでは、17試合に出場するも先発は5試合にとどまった。

シーズン終了後はD-Rocksを退団し、フランスなど海外でのプレーを目指したが、2025-26シーズンから東京サントリーサンゴリアスでプレーすることが決まった。7月のウェールズ代表との第1テストマッチでは先発フル出場で勝利に貢献した。スクラムを磨きつつ、ボールキャリーに長けたPRとして、存在感を示し続けたい。

◆宮崎工業高校出身としては、初のトップリーガーとなった。妹が2人いる。大学に進学するときは高校教師になることを考えていたという。日本代表でチームメイトのメイン平(リコーブラックラムズ東京)とは同じ宮崎ラグビースクールで一緒にプレーしていた。愛称は「TK」「しゅうへい」。

斉藤健仁© JRFU

ラグビー日本代表選手名鑑