ブエルタ・ア・エスパーニャ2023

RULE
ルール

コースを走る選手たち

ブエルタのルール

総合タイム首位(ティエンポス)/マイヨ・ロホ

マイヨ・ロホ

各ステージ終了後、初日から当日までの総合タイムトップの選手が、総合首位として毎日表彰を受ける。
また全21ステージを通しての総計首位選手がブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝に輝く。
この総合リーダーに授与されるのが、赤色のリーダージャージだ。

ポイント賞(プントス)/マイヨ・ベルデ

マイヨ・ブントス

キング・オブ・スプリンターを決める賞。
チーム・個人タイムトライアル(第1・10ステージ)を除く各ステージ途中に設けられる中間スプリントポイントと、フィニッシュに設けられるステージポイントを最も多く獲得した選手に与えられる。
そしてこのポイント賞リーダーに授与されるのが緑色のジャージだ。

中間スプリントポイント(上位通過者5名)
20、17、15、13、10ポイント
ステージポイント(上位15名)
平坦ステージ
(第4、7、19、21ステージ)
50、30、20、18、16、14、12、10、8、7、6、5、4、3、2ポイント
丘陵ステージ
(第2、5、9、12、15、16ステージ)
30、25、22、19、17、15、13、11、9、7、6、5、4、3、2ポイント
山岳ステージ
(第3、6、8、11、13、14、17、18、20ステージ)
20、17、15、13、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1ポイント
個人タイムトライアルステージ
(第10ステージ)
20、17、15、13、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1ポイント

山岳賞(モンターニャ)/マイヨ・ルナレス・アスーレス

マイヨ・モンターニャ

山岳王を決定する賞。各峠の頂上に設定された山岳ポイントの合計で争われる。
山岳ポイントのカテゴリーはポイントの多いほうから
アルベルト・フェルナンデス賞(上位6人に20、15、10、6、4、2pt)
・超級(上位6人に15、10、6、4、2、1pt)
・1級(上位5人に10、6、4、2、1pt)
・2級(上位3人に5、3、1pt)
・3級(上位3人に3、2、1pt)
と5段階。そしてこの山岳賞リーダーに授与されるのが、白地に青玉があしらわれたジャージだ。

新人賞(メホル・ホベン)/マイヨ・ブランコ

マイヨ・ビアンコ

かつて存在した複合賞(マイヨ・コンビナーダ)は廃止され、2019年大会から新人賞ジャージが導入された。
1998年1月1日より後に生まれた選手の中から、総合順位の最も高い選手に与えられる。
新人賞リーダーには純白のジャージが与えられる。

チーム総合順位

各チームの各ステージ上位3選手のタイムを総計することで、チーム総合順位が決定される。総合首位チームには赤いゼッケンが与えられる。

敢闘賞

タイムトライアルを除く全ラインステージで、惜しみない努力とファイティングスピリッツを示した選手の敢闘を称える。

各ステージの敢闘賞は、審査委員会が指名した3人の受賞候補選手の中から、テレビ視聴者による電話・インターネット投票で決定される。
受賞者には黄色いゼッケンが与えられる。

最終日には審査委員会が総合敢闘賞「スーパー敢闘賞」を選出する。

ボーナスタイム

各ステージのフィニッシュラインでは、上位通過3選手にボーナスタイムが与えられる(チーム・個人タイムトライアルを除く):10秒、6秒、4秒


以下のステージの中間スプリント、もしくは指定された山岳の山頂で、上位通過3選手にボーナスタイムが与えられる:6秒、4秒、2秒
・中間スプリント:第4、5、6、7、9、11、12、16、17、19、21ステージ
・山岳の山頂:第2、3、8、13、14、15、18、20ステージ

歴代優勝者

第1回
1935年 フスターフ・デロール
第2回
1936年 フスターフ・デロール
第3回
1941年 フリアン・ベレンデーロ
第4回
1942年 フリアン・ベレンデーロ
第5回
1945年 デリオ・ロドリゲス
第6回
1946年 ダルマシオ・ランガリカ
第7回
1947年 エドワード・ファン・ダイク
第8回
1948年 ベルナルド・ルイス
第9回
1950年 エミリオ・ロドリゲス
第10回
1955年 ジャン・ドット
第11回
1956年 アンジェロ・コンテルノ
第12回
1957年 ヘスス・ロローニョ
第13回
1958年 ジャン・スタブリンスキ
第14回
1959年 アントニオ・スアレス
第15回
1960年 フランス・デ・ムルダー
第16回
1961年 アンヘリノ・ソレル
第17回
1962年 ルディ・アルティヒ
第18回
1963年 ジャック・アンクティル
第19回
1964年 レイモン・プリドールr
第20回
1965年 ロルフ・ヴォルフショール
第21回
1966年 フランシスコ・ガビカ
第22回
1967年 ヤン・ヤンセン
第23回
1968年 フェリーチェ・ジモンディ
第24回
1969年 ロジェ・パンジョン
第25回
1970年 ルイス・オカーニャ
第26回
1971年 フェルディナント・ブラック
第27回
1972年 ホセ・マヌエル・フエンテ
第28回
1973年 エディ・メルクス
第29回
1974年 ホセ・マヌエル・フエンテ
第30回
1975年 アグスティン・タマメス
第31回
1976年 ホセ・ペサロドーナ
第32回
1977年 フレディ・マルテンス
第33回
1978年 ベルナール・イノー
第34回
1979年 ヨープ・ズートメルク
第35回
1980年 ファウスティーノ・ルペレス
第36回
1981年 ジョヴァンニ・バッタリン
第37回
1982年 マリーノ・レハレタ
第38回
1983年 ベルナール・イノー
第39回
1984年 エリック・カリトゥー
第40回
1985年 ペドロ・デルガド
第41回
1986年 アルバロ・ピノ
第42回
1987年 ルイス・エレラ
第43回
1988年 ショーン・ケリー
第44回
1989年 ペドロ・デルガード
第45回
1990年 マルコ・ジョヴァンネッティ
第46回
1991年 メルチョル・マウリ
第47回
1992年 トニー・ロミンゲル
第48回
1993年 トニー・ロミンゲル
第49回
1994年 トニー・ロミンゲル
第50回
1995年 ローラン・ジャラベール
第51回
1996年 アレックス・ツェーレ
第52回
1997年 アレックス・ツェーレ
第53回
1998年 アブラハム・オラーノ
第54回
1999年 ヤン・ウルリッヒ
第55回
2000年 ロベルト・エラス
第56回
2001年 アンヘル・ルイス・カセーロ
第57回
2002年 アイトール・ゴンサレス
第58回
2003年 ロベルト・エラス
第59回
2004年 ロベルト・エラス
第60回
2005年 ロベルト・エラス
第61回
2006年 アレクサンドル・ヴィノクロフ
第62回
2007年 デニス・メンショフ
第63回
2008年 アルベルト・コンタドール
第64回
2009年 アレハンドロ・バルベルデ
第65回
2010年 ヴィンチェンツォ・ニバリ
第66回
2011年 クリストファー・フルーム
第67回
2012年 アルベルト・コンタドール
第68回
2013年 クリストファー・ホーナー
第69回
2014年 アルベルト・コンタドール
第70回
2015年 ファビオ・アル
第71回
2016年 ナイロ・キンタナ
第72回
2017年 クリストファー・フルーム
第73回
2018年 サイモン・イェーツ
第74回
2019年 プリモシュ・ログリッチ
第75回
2020年 プリモシュ・ログリッチ
第76回
2021年 プリモシュ・ログリッチ
第77回
2022年 レムコ・エヴェネプール
第78回
2023年 セップ・クス

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