ブエルタ・ア・エスパーニャ2020

STAGE 14

第14ステージ

ルーゴ>オーレンセ

204.7km
11月4日(水)午後11:35 - 深夜2:00
/J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
大逃げ向けのステージ
 

コースの特徴

第14ステージ

個人タイムトライアルの翌日。総合バトルは一旦お休み。今大会初の200kmを超える長距離ステージは、むしろ大逃げ向けの地形が用意された。

スタート地ルーゴの旧市街を360度ぐるりと取り囲むローマ帝国時代の壁が、ユネスコの世界遺産に登録されて今年で20周年を迎える。その壁の外から、14日目の戦いは走り出す。

ステージ前半の約100kmは、ひたすら起伏の繰り返し。山岳ポイントこそ配分されないものの、文字通り1mも平坦部分がない。一方で後半の約100kmは、3つの3級峠と平坦路の組み合わせ。

ラスト約33kmでフィニッシュ地オーレンセを一旦通過する。ただしフィニッシュラインには、実は手前2kmまでしか接近しない。肝心な部分にはは立ち寄らぬまま、そこから最後の3級峠へと向かうのだ。わざわざ遠回りして立ち寄るラスト22.7kmのアベライラ峠(登坂距離7.6km、平均勾配3.8%)で、果たして勝負を左右する決定的アタックが飛び出すだろうか。

もしもフィニッシュがスプリントにもつれこんだ場合、勝負を分けるのは、まさに先程スキップしたラスト2km。なにしろ勾配約6%の上り坂だ。200kmの果てに爆発力を発揮する体力を、しっかり残していなければならない。しかも残り1kmからはとてつもない細道だ。さらにはコーナーがいくつも登場し、残り200mにはヘアピンカーブも。つまり駆け引きや位置取りも、極めて重要だ。

文:宮本あさか


Difference in height
高低差図
第14ステージ
Time schedule
タイムスケジュール
距離 ポイント 現地時間 日本時間
41KM/H 39KM/H 37KM/H 41KM/H 39KM/H 37KM/H
0km地点 スタート地点 12:00 12:00 12:00 20:00 20:00 20:00
112.7km地点 3級山岳 14:44 14:53 15:02 22:44 22:53 23:02
126km地点 中間スプリント 15:04 15:13 15:24 23:04 23:13 23:24
142.8km地点 3級山岳 15:28 15:39 15:51 23:28 23:39 23:51
182km地点 3級山岳 16:26 16:40 16:55 0:26 0:40 0:55
204.7km地点 ゴール地点 16:59 17:14 17:31 0:59 1:14 1:31

一覧ページへ戻る

SHARE

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter