コースの特徴
フレンチバスクからスパニッシュバスクへ。ここから3日間はエウスカルドゥナック(バスク人)たちの脚の見せどころ。33年ぶりにブエルタがバスクに帰還した2011年大会で、アントンがビルバオ区間を制して以来、バスク人によるバスク区間勝利は達成されていない。
いかにも逃げ向きのコースが用意された。フランスとスペインを行ったり来たりしながら、選手たちはツール・ド・フランスでは1910年に初登坂済の3級オスキッシュ峠、山頂に仏西国境が引かれる2級イスペギ峠、そしてバスク語で「狼の棲む地」の意を持つ3級オトションドを越える。
3つの峠を抜け出しても、最後まで道は起伏に満ちている。ラスト28kmの、いわゆる周回コースは、2016年第13ステージとほぼ同じ行程が使用される。3年前は残り18kmでアタックが決まり、イタリア人のコンティが見事な逃げ切り独走勝利を手にしている。
文:宮本あさか
Difference in height
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
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40KM/H | 38KM/H | 36KM/H | 40KM/H | 38KM/H | 36KM/H | ||
0km地点 | スタート地点 | 12:51 | 12:51 | 12:51 | 19:51 | 19:51 | 19:51 |
77.2km地点 | 3級山岳 | 14:46 | 14:52 | 14:59 | 21:46 | 21:52 | 21:59 |
142.8km地点 | 3級山岳 | 16:25 | 16:36 | 16:49 | 23:25 | 23:36 | 23:49 |
171.9km地点 | 中間スプリント | 17:08 | 17:22 | 17:37 | 24:08 | 24:22 | 24:37 |
180km地点 | ゴール地点 | 17:21 | 17:35 | 17:51 | 24:21 | 24:35 | 24:51 |