コースの特徴
大会第1週目の終わりに、ひどくクレイジーな難関山岳ステージが用意された。近頃流行の「超短距離」+「未舗装ゾーン」!ピレネー山脈の小国アンドラで、2019年ブエルタの総合争いは大きく絞り込まれるに違いない。
100kmを切る短いコース上に、難峠が5つも詰め込まれた。選手たちに休んでいる暇などない。スタートとほぼ同時に1級オルディノ峠への登坂が始まる。山頂から約30kmもの長い長いダウンヒルを経て、続いて超級ガリナ、さらには2級コメリャへ。ちなみに2018年大会第20ステージでも同3峠は登場したが、序盤2つは前回とは異なる山道を使用。特にガリナは登坂距離は12.2km、平均勾配は8.3%と、より難しい登坂ルートから攻める。
コメリャを終えると、大会初登場の2級エンゴラステルスへ。この山頂から、噂の「未舗装ゾーン」へと突入する。木々の間に伸びる鬱蒼とした土の道は、なんと4kmも続く!そして未舗装路を抜けた直後に、決戦地の1級コルタルス・デンカンプ(距離5.7km、平均勾配8.3%)が襲いかかる。上り口から約2.5kmに渡り10%超の難ゾーンが続き、大会最高標高の2095m地点でフィニッシュを迎える。 翌日は待ちに待った休息日。フランスのポーにて、選手たちは短い骨休めを行う。
文:宮本あさか
Difference in height
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
37KM/H | 35KM/H | 33KM/H | 37KM/H | 35KM/H | 33KM/H | ||
0km地点 | スタート地点 | 14:54 | 14:54 | 14:54 | 21:54 | 21:54 | 21:54 |
56.6km地点 | 超級山岳 | 16:25 | 16:31 | 16:36 | 23:25 | 23:31 | 23:36 |
70.2km地点 | 中間スプリント | 16:47 | 16:54 | 17:017 | 23:47 | 23:54 | 24:01 |
83.8km地点 | 2級山岳 | 17:09 | 17:17 | 17:26 | 24:09 | 24:17 | 24:26 |
94.4km地点 | ゴール地点 | 17:27 | 17:35 | 17:45 | 24:27 | 24:35 | 24:45 |