ツール・ド・フランス2019

STAGE 14

第14ステージ

タルブ>トゥールマレー・バレージュ

117.5km
7月20日(土)午後8:05 - 深夜1:15
/ J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
  
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後8:15 ~ 深夜1:20 / J SPORTSオンデマンド限定
距離の短いステージはなにが起こるか分からない
 

コースの特徴

第14ステージ

個人タイムトライアルをはさんだ形ではあるが、ピレネー山脈で行われる3ステージの2日目はHC(カテゴリー超級)のトゥールマレーを目指す。距離は117.5kmと短めだが、「距離の短いステージはなにが起こるか分からない」とよく言われるだけに、今大会の勝負を決めるステージになる可能性もある。

序盤にカテゴリー4級の丘があるが、40km地点まではほぼ平たん路。60.5km地点を頂点とするカテゴリー1級のスロール峠で本格的な戦いがスタートか。ピレネーの下り坂は他地方と比べるとコーナー設計が異なるようで、ダウンヒル時は要注意。

標高2115mのトゥールマレー峠は西麓からのアプローチで、19kmの上りとなる。これまでのトゥールマレー峠といえば、ウジェーヌ・クリストフが鍛冶屋に飛び込んで折れたフレームを自分で溶接したというサント・マリー・ド・カンパン、そしてスキー拠点のラ・モンジーがある東麓からの上りが多いのだが、今回はその反対だ。

途中にバジェールという町を通るが、このルートは比較的緩やかで直線的な道となる。下りなら時速100kmの高速ダウンヒルで目もくらみそうな道なのだが、牧歌的な牧草地を突き進むように上る。意外とハイペースになる展開かも。それでも残り3kmから10%の勾配となり、そこからが有力選手の仕掛け合いだ。

標高ではアルプスのガリビエ峠やイズラン峠に負けるが、トゥールマレー峠に1着でゴールした選手には「ツール・ド・フランスの父」と言われるジャック・ゴデ記念賞が授与される。

文:山口和幸

Difference in height
高低差図
第14ステージ
Time schedule
タイムスケジュール
距離 ポイント 現地時間 日本時間
34KM/H 36KM/H 38KM/H 34KM/H 36KM/H 38KM/H
0km地点 スタート地点 13:45 13:45 13:45 20:45 20:45 20:45
18km地点 4級山岳 14:11 14:10 14:09 21:11 21:10 21:09
60.5km地点 1級山岳 15:30 15:24 15:19 22:30 22:24 22:19
86km地点 中間スプリント 16:03 15:55 15:49 23:03 22:55 22:49
117.5km地点 ゴール地点 17:13 17:02 16:50 24:13 24:02 23:50

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