ツール・ド・フランスを知るための100の入り口
ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:第1回大会
1903年のツール・ド・フランス第1回大会は、総距離2,428km。7月1日から19日の間に6ステージが散りばめられた。
第1ステージ:467㎞、15時16分にパリを出発
第2ステージ:374㎞、02時30分リヨン発
第3ステージ:423㎞、22時30分マルセイユ発
第4ステージ:268㎞、05時00分トゥールーズ発
第5ステージ:425㎞、23時00分ボルドー発
第6ステージは471㎞、21時00分にナントを出て、一路パリのゴールまで。
出走60人中21人が完走。
優勝者は、フランス語圏北部イタリア出身の元煙突掃除人モーリス・ガラン(フランスに帰化)。累計走行タイムは94時間33分。平均時速は25.679km/h。2位に2時間50分近く差をつけた。
手にした賞金額は6,075フラン。ちなみに、当時のパリ在住労働者の1日当たりの平均賃金は約5フランだった。
※本企画は2013年6月に実施されたものです。現在と情報が異なる場合がございますが、予めご了承ください。