ツール・ド・フランスを知るための100の入り口
ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:ランタンルージュ
ツール・ド・フランスでは、最下位の選手は「ランタンルージュ」と呼ばれ、名前が記録される。意味は「赤いランプ」。
もともと列車の最後尾に設置されていたこのランプは、ホームに入ってきた列車の連結部がはずれて車両が脱落していないか、駅舎から確認するためのものだった。赤い光が見えれば、最後の車両まで無事に連結されていることが確認できる、というわけだ。
だからランタンルージュの選手がつけるのは、もちろん、赤いゼッケンだ。
※本企画は2013年6月に実施されたものです。現在と情報が異なる場合がございますが、予めご了承ください。