ツール・ド・フランスを知るための100の入り口
ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:違反行為

ツール・ド・フランスのレース中の罰金、違反行為には以下のようなものがある。
■定められたウエア以外の着用
レース前、PR用特別ジャージを身に着けて披露した後、通常のチームジャージに着替える選手がたまにいるが、これはレース中のウエアが制限されているせい。また、昨今、マイヨ・ジョーヌ着用の選手が、上だけでなく、レーサーパンツまでイエローにするケースが増えているが、以前はこれもご法度だった。
掟破りをしたのは、しゃれ男マリオ・チポッリーニ。黄色いバイクに加え、上下黄色のウエアで統一。罰金を取られたが、それ以後、黙認されるようになった。
■目に余るかたちでサポートカーにつかまって走行する
悪質だとレースから除外処分される
■危険行為
1997年、スプリント中、トム・ステルスは、フレデリック・モンカッサンにボトルを投げつけて失格。2010年、マーク・レンショーは、ジュリアン・ディーンに繰り返し頭突きを食らわせ、やはり失格に。
※本企画は2013年6月に実施されたものです。現在と情報が異なる場合がございますが、予めご了承ください。