ツール・ド・フランスを知るための100の入り口

ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:健康診断


[写真]Yuzuru SUNADA / ブラッドリー・ウィギンス


ツール・ド・フランス開幕前、出場選手は健康診断を受ける。例えば2005年の記録はこんな感じだった。

一方で、2012年ツールを制し、ロンドン五輪・ロードタイムトライアル金メダリストのブラッドリー・ウィギンスの最大肺活量は、約8リットルといわれている。上記のデータが取られた2005年ツールに参戦していれば、最大肺活量をマークしたのは彼だったかもしれない。ちなみに、肺活量が多いことで知られたミゲル・インドゥラインの値は、7.8リットルだ。

とはえいえ上には上がいる。ウィギンスが個人追い抜き種目で金メダリストとなったオリンピック・アテネ大会で、同じく金メダルを獲得したボート競技の英国人マシュー・ピンセットは、8.25リットルを記録。さらに、金メダル通算獲得数が18個という競泳のマイケル・フェルプスは、12リットル!

ならば、ウィギンスvsフェルプスの体脂肪率勝負をしてみると…両者とも、五輪の時の数値は、約4%とのことだった。

※本企画は2013年6月に実施されたものです。現在と情報が異なる場合がございますが、予めご了承ください。

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