EFエデュケーション・イージーポスト チーム詳細

EFエデュケーション・イージーポストEF Education – EasyPost

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- EF Education First(語学学校・留学エージェント)、EasyPost(ソフトウェア開発)
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(UCI公式サイト) - https://www.uci.org/road/teams/
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- 2024・2023・2022・2021・2020・2019
グローバル展開する語学学習・留学斡旋企業のEFエデュケーションファーストがメインスポンサーだけに、14カ国の選手がラインナップ。日本の留目夕陽は2シーズン目。リゴベルト・ウランとアンドレイ・アマドールが引退、アルベルト・ベッティオル(イタリア)が移籍してしまったが、元世界チャンピオンのルイ・コスタ(ポルトガル)はその経験値を若手に伝えるキャプテン格として残留し、東京五輪ロード金メダリストのリチャル・カラパス(エクアドル)はさらなる進化を遂げるエースとして健在。
カラパスはモビスター時代の2019年にジロ・デ・イタリア総合優勝。2024ツール・ド・フランスでは果敢なアタックでレースを盛り上げ、区間1勝、山岳王、総合敢闘賞を獲得。今季は再び表彰台の中央を狙う。いつも笑顔のエステバン・チャベス(コロンビア)は2016ジロ・デ・イタリア総合2位。
2024ジロ・デ・イタリア第17ステージではゲオルグ・シュタインハウザー(ドイツ)が逃げ切ってプロ初勝利。ヒルクライマーとして実力を発揮するが、ジロ・デ・イタリアでは区間3位が2度、山岳賞で総合3位などとあと一歩で、さらなる実力アップが求められるシーズンになる。
ニールソン・パウレス(米国)は2024ジャパンカップ優勝。北のクラシックを得意として、激坂で威力を発揮するワンデーレーサー。スーダル・クイックステップから加入したカスパー・アスグリーン(デンマーク)もクラシックスペシャリストで、2021ロンド・ファン・フラーンデレン優勝、2023ツール・ド・フランス区間1勝。
ベン・ヒーリー(アイルランド)は激坂でのアタックを信条とするワンデーレーサーで、2023ジロ・デ・イタリアでステージ勝利をゲットしている。留目はグランツールに出場できる日本勢として唯一の存在。今季から日本企業のNIPPOのバックアップがなくなったチームにあって、巻き返しの活躍が待たれる。
text:山口和幸