NTTプロサイクリングチーム チーム詳細
UCI World Team

NTTプロサイクリングチームNTT PRO CYCLING

INTRODUCTION
- スポンサー
- NTT(通信会社)
- バイク
- BMC
- チーム
Webサイト - http://africasteam.com/
- @NTTProCycling
- nttprocycling
- チームリスト
(UCI公式サイト) - https://www.uci.org/road/teams/
1997年に誕生した小さなクラブは、2016年、アフリカ大陸初のワールドチームへと成長を遂げた。アフリカへの自転車普及と、アフリカからの才能発掘を理念に掲げるが、残念ながら成績がいまいち伴わない。3年連続で最下位に沈んだワールドランキングは、昨季はなんとかブービー賞に浮上した。
ビジネス面での革新が、戦力をも押し上げてくれるだろうか。ディメンションデータが企業買収されたことにより、チーム名は日本でもおなじみのNTTに変わった。さらにかつてCSCやティンコフを率いたビヤルヌ・リースが、新たにチーム経営に参画する。シュレク兄弟やコンタドール、バッソ等々をグランツール表彰台に導いてきた名称の、手腕が大いに期待される。
選手の顔ぶれも大きく入れ替わっった。エース役の3人、つまり昨季3勝のエドヴァルド・ボアッソンハーゲンと、やはり3勝のジャコモ・ニッツォーロ、さらには2018年アムステル覇者のミケル・ヴァルグレンはチームに残留したが、なんと6選手が引退。4年間スプリントエースを務めたマーク・カヴェンディッシュも放出した。
代わりに大量12選手を獲得。スプリンターとしてマックス・ヴァルシャイドを、TT戦力としてヴィクトール・カンペナールツを、グランツール総合&山岳エースとしてドメニコ・ポッツォヴィーヴォを迎え入れた。日本からは入部正太朗が、30歳にして初のワールドツアーチームに挑戦だ。
text:宮本あさか