タデイ・ポガチャル
UAE-Team Emirates
タデイ・ポガチャルTadej POGAČAR
PROFILE
- チーム
- UAEチームエミレーツ
- 生年月日
- 1998年9月21日
- 身長/体重
- 176cm/66kg
- 国籍
- スロベニア
- Strava
- Tadej Pogačar Pogi
- X
- @TamauPogi
- tadejpogacar
- Tadej Pogačar (Pogi)
- Archive
- 2023・2022・2021・2020・2019
- 【Past results】
- ツール・ド・フランス:2020年・2021年総合優勝&山岳賞&ヤングライダー賞、2022年個人総合2位&ヤングライダー賞、2023年個人総合2位&ヤングライダー賞、区間通算11勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:2019年総合3位&ヤングライダー賞&複合賞、区間通算3勝
- 2018年:ツール・ド・ラヴニール総合優勝、ジャパンカップクリテリウム スプリント賞
- 2019年:ヴォルタ・アン・アルガルヴェ総合優勝&ヤングライダー賞、イツリア・バスク・カントリー総合6位&ヤングライダー賞、ツアー・オブ・カリフォルニア総合優勝&ヤングライダー賞、国内選手権個人タイムトライアル優勝、ツアー・オブ・スロベニア総合4位&ヤングライダー賞
- 2020年:ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合優勝&ヤングライダー賞、UAEツアー総合2位&ヤングライダー賞、国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2021年:UAEツアー総合優勝&ヤングライダー賞、ティレーノ〜アドリアティコ総合優勝&山岳賞&ヤングライダー賞、ツアー・オブ・スロベニア総合優勝&山岳賞、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ優勝、東京オリンピック個人タイムトライアル銅メダル、イル・ロンバルディア優勝、イツリア・バスク・カントリー総合3位
- 2022年:UAEツアー総合優勝&ヤングライダー賞、ティレーノ〜アドリアティコ総合優勝&ポイント賞、ツアー・オブ・スロベニア総合優勝&山岳賞、ストラーデ・ビアンケ優勝、イル・ロンバルディア優勝、グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル優勝、トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ優勝、ツール・デ・フランドル4位、ミラノ〜サンレモ5位
- 2023年:ハエン・パライソインテリオール優勝、ブエルタ・ア・アンダルシア総合優勝&ポイント賞、パリ~ニース個人総合優勝&ポイント賞&ヤングライダー賞&区間3勝、ミラノ~サンレモ4位、E3サクソクラシック3位、ツール・デ・フランドル優勝、アムステル・ゴールドレース優勝、ラ・フレーシュ・ワロンヌ優勝、国内選手権ロードレース&個人タイムトライアル優勝、世界選手権ロードレース3位、ジロ・デッラ・トスカーナ4位、コッパ・サバティーニ3位、ジロ・デル・エミリア2位、トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ5位、イル・ロンバルディア優勝
「もう十分に経験を積んできているし、チャレンジする価値はあると思う」。3年ぶりのツール・ド・フランス制覇をかける今シーズン、さらなるターゲットに据えるのがジロ・デ・イタリア。2冠達成となれば、1998年のマルコ・パンターニ以来、史上8人目の偉業となる。
どのレースも手を抜かないスタイルが吉と出るか凶と出るか。昨年はリエージュ~バストーニュ~リエージュでの落車負傷からの急ピッチ調整でツールに臨み、第3週で息切れしてしまったが、本調子であればどんな走りができるのか。周りだけでなく本人も興味津々だ。
今季はストラーデビアンケでシーズンインするが、昨年勝ったツール・デ・フランドルは回避する見込み。その代わり、ミラノ~サンレモ後にボルタ・ア・カタルーニャで山岳での脚試しに出る。アルデンヌクラシックはリエージュに集中し、それからジロへ…という流れ。
2つのグランツールを走った後は、パリ五輪とロード世界選手権が視野に入ってくる。ツール閉幕後すぐにやってくる五輪は不透明なところもあるそうだが、「少なくとも世界選手権は大事な目標になる」。もし、ダブルツールを達成し、さらに世界選手権も勝つとなれば、1987年のステファン・ロッシュ以来の大記録だ。
text:福光俊介 写真:©UAETeamEmirates / Fizza