トビアス・ヨハンネセン
トビアス・ヨハンネセンTobias Halland JOHANNESSEN
- チーム
- ウノエックス・プロサイクリング チーム
- 生年月日
- 1999年8月23日
- 身長/体重
- 176cm/62kg
- 国籍
- ノルウェー
- Strava
- Tobias Johannessen
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- tobias_johannessen
- Tobias Johannessen
- 【Past results】
- 2021年:ツール・ド・ラブニール総合優勝、ジロビオ総合3位
- 2022年:エトワール・ド・ベセージュ総合3位&ヤングライダー賞、ツアー・オブ・ノルウェー総合4位、モンヴァントゥー・チャレンジ4位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合7位、クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合10位
1999年生まれで、双子のアンデルスと共にレースを続けてきた。ジュニア時代のMTB世界選手権で銅(2016)、シクロクロスでは2017, 2018, 2021年の国内選手権で優勝(2018, 2019年はアンデルスが2位)。2021年から本格的にロードに取り組むようになり、U23版ジロ総合2位、続くツール・ド・ラヴニールの山岳2区間で優勝し、カルロス・ロドリゲスをおさえて総合優勝。U23版リエージュでも3位に入賞し、2022年にはプロチームへとステップアップすることに。
2022年、プロ2レース目のエトワール・ド・ベセージュで、第4ステージの山頂フィニッシュを制して早々にプロ初勝利を挙げ、新人賞を獲得。カタルーニャ一周では総合7位、ドーフィネでは難関山岳ステージで5位に入り、新人賞。
新星の快進撃はそのまま続くかと思われたが、ポーランド一周を体調不良でリタイアしたあと、母国のアークティック・レース・オブ・ノルウェーもリタイア。8月半ばから、全くレースを走らないままシーズン終了した。
実は、プロ入り前からトラブルを抱えていた膝の痛みが悪化し、夏頃にはこのまま引退することも何度か頭をよぎったそう。結局は思い切って手術を行い、静養・リハビリと焦らずに2023シーズンの復帰を目指すことになった。膝に同様の故障を抱えていたアンデルスも同時期に手術を受けたという。
今期はグランプリ・シクリスト・ラ・マルセイエーズでシーズン入りの予定だったが、チームキャンプでオーバートレーニング気味になり膝に負担をかけてしまった、ということで出場回避。クラシカ・デ・アルメリアの後に出場したアルガルヴェ一周は第3ステージでリタイアとなった。1か月後のカタルーニャ一周でレース復帰の予定となっている。
チームのツール招待のニュースを聞いたときにはローラー台の上で大はしゃぎしてしまったそう。もちろん出場8人に入ることを熱望している。ポガチャル、ファンデルプール、アラフィリップのような「待ちのレースをしない」果敢な走りをする選手になりたい、とのこと。
text:寺尾真紀