アルベルト・ダイネーゼ
Team DSM - Firmenich
アルベルト・ダイネーゼAlberto DAINESE
PROFILE
- チーム
- チームDSM・フィルメニッヒ
- 生年月日
- 1998年3月25日
- 身長/体重
- 176cm/70kg
- 国籍
- イタリア
- Strava
- Alberto Dainese
- @alberto_dainese
- alberto_daino
- Archive
- 2023・2022
- 【Past results】
- ジロ・デ・イタリア:区間1勝
- 2019年:ツール・ド・ノルマンディ ポイント賞、チェコサイクリングツアー区間優勝
- 2020年:ヘラルド・サン・ツアー区間優勝、レース・トーキー3位
- 2021年:パリ〜ショニー2位、グランプリ・ディスベルグ3位、ジロ・デル・ヴェネト3位
- 2022年:シルキュイ・フランコ・ベルジュ5位
少年時代、バスケット選手になることを夢見つつ祖父と一緒に観ていたレース、ジロ・デ・イタリアでステージ優勝を挙げた。チームのエーススプリンター、ケース・ボルの代わりにロマン・バルデの後輪に導かれ、フェルナンド・ガビリアらに競り勝ってのグランツール初勝利。7月のツール・ド・フランスの第19ステージでも3位に食い込んだ。
U23版ジロで区間1勝した2018年、サンウェブ(現DSM)の育成チームの誘いでオランダへ渡り、2019年U23欧州選手権で金。2020年には念願のWTにデビューしたが、1月のヘラルド・サン・ツアーでの勝利以降、思うような走りが全くできず苦しんだ。長いトンネルを抜けたのは、初のグランツール、2021年ブエルタ・ア・エスパーニャでのこと。トップ5に5回入り、最高位は2位。その後のワンデーでも好調を維持し、トップ5をさらに4回でシーズンを終了。フィニッシュまでもつ持久力やポジション取りなど、まだ改善できる点はあるが、3週間のレースを戦える自信がついた。ここでの走りが、ジロ出場につながった。
観戦だけでなく、自分でもバイクに乗り始めたのは14歳の頃。好きな選手はフィリップ・ジルベール。体つきなど考えると、自分はカヴェンディッシュ系の選手だと思う。SEGに入った頃には「外見も似ている」とイタリアン・カブのあだ名がついた。
今季はボルの移籍に伴い、スプリントの中心的役割を担うことに。夢はシャンゼリゼでの勝利だが、エーススプリンターとして着実に勝利をあげていくことが目標となる。
text:寺尾真紀 写真:Chris Auld | Team DSM | Keep Challenging