ティム・ウェレンス

LOTTO SOUDAL
ベルギー

ティム・ウェレンスTim WELLENS

ティム・ウェレンス
PROFILE
チーム
ロット・スーダル
生年月日
1991年5月10日
身長/体重
183cm/65kg
国籍
ベルギー
twitter
@Tim_Wellens
Instagram
tim.wellens
  • Past results:
  • ジロ・デ・イタリア:区間通算2勝
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ:区間通算2勝
  • 2014年・2015年エネコ・ツアー総合優勝
  • 2015年GPモントリオール優勝
  • 2016年ツール・ド・ポローニュ総合優勝
  • 2017年ツアー・オブ・広西総合優勝、ストラーデ・ビアンケ3位
  • 2018年ブエルタ・ア・アンダルシア総合優勝、パリ~ニース ポイント賞、ツール・ド・ワロニー総合優勝
  • 2019年チャレンジ・ブエルタ・ア・マリョルカ優勝、ブエルタ・ア・アンダルシア ポイント賞、バロワーズ・ベルギー・ツアー区間優勝、ビンクバンク・ツアー区間優勝
  • 2021年エトワール・ド・ベセージュ総合優勝

2021年2月、人生7つ目の「1週間程度のステージレース」総合優勝を手に入れた。この種の大会に限って言えば、ベルギー人プロとして、どうやら過去40年で最多優勝とのこと(レムコがすでに通算5勝で急激に追い上げてきてはいるが)。


グランツール区間勝利も、昨ブエルタの2勝で、通算4に伸びた。もしもこの夏ツールで区間を勝つことができれば、ジルベール、デヘントに次ぐ現役ベルギー人3人目の「全3大ツール区間勝利」を達成することができる。ご存知の通り問題は陽光アレルギーで、真夏の大会は戦闘力がどうしても落ちる。だから9月開催の2020年大会に本人は期待をかけていたのだが、大会直前の練習中の怪我で欠場……。


ただしステージレースや区間勝利より、本人が最も「飢えている」のは、やはりモニュメントタイトルなのだ。肝心の5レースの中では、リエージュが一番勝ちたい。地形が「僕向き」なのはむしろロンバルディアだが、母国開催の分だけ思い入れがはるかに強い。ちなみに、思い入れだけなら、祖父の家からも妻の実家からも近いフレッシュ・ワロンヌだって強いのだけれど、残念ながら「ユイの壁は僕にはちょっと急すぎる」とのこと。

text:宮本あさか