ファビオ・アル

ファビオ・アルFabio ARU

PROFILE

チーム: チームクベカ・ネクストハッシュ
生年月日: 1990年7月3日
身長/体重: 181cm／65kg
国籍: イタリア
twitter: @FabioAru1
Instagram: fabioaru1

Past results：
ジロ・デ・イタリア：2014年総合3位、2015年総合2位＆新人賞、区間通算3勝
ツール・ド・フランス：2017年総合5位、区間通算1勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ：2015年総合優勝、区間通算2勝
2017年国内選手権ロード優勝

まだ30歳。キャリアを再び軌道に乗せる時間は残っているはずだ。新しいチームの、「家族的雰囲気」の中で、かつての輝きを取り戻したい。

2015年ブエルタ総合覇者、ジロ表彰台2回、ツール最高総合5位。しかも3大ツールすべてでリーダージャージ着用経験がある。経歴の面では間違いなく現役トップレベル。だからこそ2020年は、仏レキップ紙報道によると、プロトンの中で5番目に多いサラリーをもらっていたらしい。

ただし2014年・2015年の2シーズンにすさまじく大暴れし、2017年までかろうじて高い競技力を保ったものの、その後はまさにフリーフォール。2018年ジロ途中リタイアから始まり、2019年4月の左足の腸骨動脈狭窄の手術、2020年はとんでもない絶不調でツール途中棄権、そのままリーダー予定だったブエルタから外されてシーズン終了……。つまりUAEで過ごした3年間は、丸々空白の3年間。上層陣から厳しく批判されたのも無理はない。

「アスリートの後ろに、人間がいることを忘れないで」との悲痛な訴えと共にチームを去り、気分一新、今年はクベカで再出発を切る。この冬にはシクロクロスにも挑戦。「泥の中で気分は最高」と子供のように楽しみ、自転車への情熱がまだ消えてはいないことを証明した。

text：宮本あさか

TEAM QHUBEKA NEXTHASH

ファビオ・アル（1990/07/03／イタリア）
ヴィクトール・カンペナールツ（1991/10/28／ベルギー）
ジャコモ・ニッツォーロ（1989/01/30／イタリア）
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ（1982/11/30／イタリア）
マキシミリアン・ヴァルシャイド（1993/06/13／ドイツ）
サンデル・アルメ（1985/12/10／ベルギー）
カルロス・バルベロ（1991/04/29／スペイン）
ショーン・ベネット（1996/03/31／アメリカ）
コナー・ブラウン（1998/08/06／ニュージーランド）
ディミトリ・クレイス（1987/06/18／ベルギー）
サイモン・クラーク（1986/07/18／オーストラリア）
ニコラス・ドラミニ（1995/08/12／南アフリカ共和国）
キリアン・フランキーニー（1994/01/26／スイス）
ミヒャエル・ゴグル（1993/11/04／オーストリア）
ラッセノーマン・ハンセン（1992/02/11／デンマーク）
セルヒオルイス・エナオ（1987/12/10／コロンビア）
レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ（1989/02/03／南アフリカ共和国）
ベアトヤン・リンデマン（1989/06/16／オランダ）
マッテオ・ペルッキ（1989/01/21／イタリア）
ロブ・パワー（1995/05/11／オーストラリア）
マウロ・シュミット（1999/12/04／スイス）
アンドレアス・ストクブロ（1997/04/08／デンマーク）
ディラン・サンダーランド（1996/02/26／オーストラリア）
ハリー・タンフィールド（1994/11/17／イギリス）
カレル・ヴァチェク（2000/09/09／チェコ）
エミル・ヴィンイェボ（1994/03/24／デンマーク）
ルーカス・ヴィシニオウスキーキ（1991/12/07／ポーランド）