カンザスシティ・ロイヤルズ(アメリカンリーグ中地区) チーム紹介
カンザスシティ・ロイヤルズ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1969年
- 監督
- マット・クアトラーロ
- スタジアム
- カウフマン・スタジアム(1973年開場)
- 収容人員
- 3万7903人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝2回
リーグ優勝4回
地区優勝7回
- 過去在籍した日本人選手
- マック鈴木、野茂英雄、薮田安彦、青木宣親
- 過去5年間の順位
-
- 2023年
- 中地区5位
- 2022年
- 中地区5位
- 2021年
- 中地区4位
- 2020年
- 中地区4位
- 2019年
- 中地区4位
1969年のMLBエクスパンションにより創設。同年のエクスパンションでは、サンディエゴ・パドレス、モントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)、シアトル・パイロッツ(現ミルウォーキー・ブルワーズ)もMLBに参加。なお、この年の球団拡張により、MLBは両リーグとも東西の2ディビジョン制に移行した。
黎明期から守備&機動力野球を得意とする伝統を守っており、1975年のホワイティ・ハーゾグ監督招聘でそのスタイルに磨きをかけると、1976年から78年にかけて地区3連覇を遂げて強豪球団の仲間入りを果たす。球団のレジェンドであるジョージ・ブレットが全盛期を迎えた1980年に初めてリーグ優勝を果たして最初のペナントを獲得すると、1985年にワールドシリーズ初制覇を成し遂げた。
その後、長きにわたる低迷期に入るも、伝統の機動力野球に回帰するなか、2014年にワイルドカードから29年ぶりのワールドシリーズ進出を果たすと、翌2015年に2度目の世界一を達成。しかし、近年は再び低迷期に突入しており、2017年から2023年にかけて目下7シーズン連続負け越し中で、直近の2023年は球団史上ワーストタイの勝率.346をマークしてしまった。
それでもこのオフに、今後へ向け将来のMVP候補であるスター選手のボビー・ウィットJr.と、11年2億8870万ドル(約430億円)で契約延長に合意したのは何よりの朗報だ。さらに、マイケル・ワカ、セス・ルーゴと実績のあるベテラン先発投手を獲得し、ローテーションを拡充させた。
その他にもギャレット・ハンプトン、ハンター・レンフロー、そしてアダム・フレイジャーの獲得で、地味目ながら野手の層を厚くすることにも成功しており、ここ数年でオリオールズが見せたような低迷期からの脱出を遂げる準備は整っているように見える。
1973年から本拠地とするカウフマン・スタジアムは、MLBでは珍しい左右対称のフィールドで、スタットキャストのデータによると、2021年から2023年の3年間では、MLBで3番目に本塁打が出にくい球場となっている。しかし、外野が大きく膨らんでいることから二塁打と三塁打の出やすさはトップクラスであり、総合的なパークファクターも104と、打者有利の数字となっている。
注目選手
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