タンパベイ・レイズ(アメリカンリーグ東地区) チーム紹介
タンパベイ・レイズ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1998年
- 監督
- ケビン・キャッシュ
- スタジアム
- トロピカーナ・フィールド(1990年開場)
- 収容人員
- 4万2735人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝0回
リーグ優勝2回
地区優勝4回
- 過去在籍した日本人選手
- 野茂英雄、岩村明憲、松井秀喜、筒香嘉智
- 過去5年間の順位
-
- 2023年
- 東地区2位 ワイルドカード敗退
- 2022年
- 東地区3位 ワイルドカード敗退
- 2021年
- 東地区優勝 地区シリーズ敗退
- 2020年
- 東地区優勝 リーグ優勝
- 2019年
- 東地区2位 地区シリーズ敗退
球団創設は1998年と、アメリカン・リーグでは最も新しいチーム。当初の球団名はデビルレイズだったが、2008年のリブランディングで名称をレイズに改めた。チームのロゴも、デビルレイ(イトマキエイ)から、フロリダ州の愛称であるサンシャインステイトに因んだレイズ(太陽光線)に変更された。なお、現在のバージョンは2019年より使用されている。
メジャー30球団でワールドシリーズ制覇を1度も成し遂げていない5球団の1つだが、球団創設から4半世紀で2度のワールドシリーズ進出を果たしており、地区優勝は4度を数える。MLB参入当初はほぼ毎年最下位に沈む弱小球団だったが、2006年のジョー・マドン監督招聘が契機となり、同監督のもと、2008年に球団史上初の地区優勝とワールドシリーズ進出を果たすと、2010年にも地区優勝を遂げた。
慢性的に苦しい財政状況を強いられているが、現監督のケビン・キャッシュ招聘後は、若手選手の起用、そして大胆な守備シフト(現在は禁止されている)や、オープナーと言った新しい戦術が奏功し、地区優勝2回、そしてワールドシリーズ進出1回と、抜群のコストパフォーマンスを見せている。2023年シーズンも大激戦となったア・リーグ東地区で99勝をマークし、ワイルドカードながらポストシーズン進出を果たしている。
但し、2024年シーズンへ向けては、タイラー・グラスナウを放出したほか、エースのシェーン・マクラナハンを始め、ドリュー・ラスムッセン、ジェフリー・スプリングスといった面々がいずれもケガの影響でシーズン全休かそれに近い状態となっているため、先発ローテーションの駒不足が大きな懸念点となっている。
逆に言えば、キャッシュ監督の腕の見せ所でもあり、タージ・ブラッドリーら若手投手が台頭し、マイナー契約で獲得した上沢直之が、期待以上のパフォーマンスを見せれば、野手は駒揃いなだけに、90勝ライン前後の成績は望めそうだ。
球団名は『タンパベイ』ながら、本拠地のトロピカーナフィールドは、タンパではなくタンパ湾の入口にあるセントピーターズバーグに所在。2024年現在、MLBでは唯一の密閉型ドーム球場で、メジャーでは珍しく『個性』に乏しいボールパークだが、逆にその点がこの球場の特徴となっている。
三塁打は平均よりやや多いが、二塁打と本塁打は平均以下で、スタットキャストによる2021年から2023年のパークファクターは96となっており、投手有利の球場と言える。
注目選手
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