ピッツバーグ・パイレーツ(ナショナルリーグ中地区) チーム紹介
ピッツバーグ・パイレーツ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1882年
- 監督
- デレク・シェルトン
- スタジアム
- PNCパーク(2001年開場)
- 収容人員
- 3万8747人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝5回
リーグ優勝9回
地区優勝9回
- 過去在籍した日本人選手
- 桑田真澄、岩村明憲、高橋尚成、筒香嘉智
- 過去5年間の順位
-
- 2023年
- 中地区4位
- 2022年
- 中地区4位
- 2021年
- 中地区5位
- 2020年
- 中地区5位
- 2019年
- 中地区5位
球団設立は1882年で、同年にかつて存在したプロ野球リーグであるアメリカン・アソシエーションにピッツバーグ・アレゲニーズの球団名で参加。選手引き抜き絡みの擦った揉んだがあった末、1887年にナショナル・リーグへ鞍替えする。
1890年にも他球団から複数の選手を強引に獲得したことが「海賊行為」と非難され、「パイレーツ」(海賊たち)とのニックネームがつくが、翌1891年には自ら球団名をパイレーツと改める。
黎明期は弱小だったが、世紀の変わり目に球団買収による選手補強が行われると、1901年から1903年にかけてリーグ3連覇を達成する。1903年に出場した第1回ワールドシリーズではボストン・アメリカンズに敗れるも、再びワールドシリーズ出場を果たした1909年に初めて世界一に輝く。
球団は1979年にかけて5回のワールドシリーズ制覇、そして9回のリーグ優勝を遂げるも、1980年以降はワールドシリーズ制覇どころか、リーグ優勝からも遠ざかっており、1990年代以降は時代に逆行する予算規模での運営を続けるなか、1993年から2012年にかけて、20シーズン連続負け越しという、北米プロスポーツ最長記録を作ってしまったこともある。
近年もディビジョン下位を定位置としており、2017年以降の順位は全て4位以下。2021年と2022年は2季連続で100敗以上と、我慢の時代が続くなか、2023年は76勝86敗と、僅かに状況を好転させる。
上昇を目指したい2024年へ向け、このオフは昨季帰還したピッツバーグのヒーロー、アンドリュー・マカッチェンとの再契約で活気付いたのに加え、トレードでマルコ・ゴンザレスを、FAでマーティン・ペレスを獲得したことで、先発ローテーションの拡充に成功。
これでオニール・クルーズやケブライアン・ヘイズといった期待の若手選手が、さらなる飛躍を遂げれば面白い存在となるかもしれないが、相対的な戦力には厳然とした差があり、シーズン前の「PECOTA予測」では、70勝台前半で地区最下位と、厳しい予想となっている。
アレゲニー川のほとりに建てられた本拠地のPNCパークは2001年の開場で、センター後方に球団のレジェンドに因んで改名された、1928年竣工のロベルト・クレメンテ橋を望む。
右翼に比べて左中間が広く、2021年から2023年にかけてのスタッツでは、ナ・リーグで最も本塁打の出にくい球場となっている。しかし、二塁打と三塁打は出やすく、スタットキャストによる同期間のパークファクターは101と、やや打者に有利であることを示している。
注目選手
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