シアトル・マリナーズ(アメリカンリーグ西地区) チーム紹介
シアトル・マリナーズ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1977年
- 監督
- ダン・ウィルソン
- スタジアム
- T-モバイル・パーク(1999年開場)
- 収容人員
- 4万7929人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝0回
リーグ優勝0回
地区優勝3回
- 在籍中の日本人選手
- 藤浪晋太郎
- 過去在籍した日本人選手
- マック鈴木、佐々木主浩、イチロー、長谷川滋利、木田優夫、城島健司、岩隈久志、川崎宗則、青木宣親、菊池雄星、平野佳寿
- 過去5年間の順位
-
- 2024年
- 西地区2位
- 2023年
- 西地区3位
- 2022年
- 西地区2位 ディビジョンシリーズ敗退
- 2021年
- 西地区2位
- 2020年
- 西地区3位
1977年のMLBエクスパンションでトロント・ブルージェイズとともに誕生した比較的新しい球団であり、メジャー30球団でワールドシリーズを1度も制覇していない5球団の1つにして、1度もワールドシリーズに進出していない唯一の球団。
かつて、佐々木主浩、イチロー、長谷川滋利、城島健司、岩隈久志などが在籍し、任天堂の米国法人が筆頭オーナーだった時期があるなど、何かと日本に縁の深い球団でもある。
MLB初年度の1977年から、1990年まで一貫して勝率5割未満と、長い低迷期を過ごすも、ケン・グリフィーJr.、ランディ・ジョンソン、アレックス・ロドリゲスといったスター選手を擁した90年代に、2度の地区優勝を果たす。
後にチームのレジェンドとなるイチローのルーキーイヤーとなった2001年には、メジャー最多タイとなるレギュラーシーズン116勝を記録し、球団史上3度目のリーグチャンピオンシップシリーズを果たした(Aリーグチャンピオンシップでヤンキースに1勝4敗で敗退)。
しかし、黄金期は長続きせず、2002年以降は再びポストシーズンと無縁のシーズンを送る日々に。それでも、スコット・サービス監督が指揮を執る近年は上昇傾向にある。
新たなスターであるフリオ・ロドリゲスが新人王を獲得した2022年にはワイルドカードで21年ぶりとなるプレーオフ進出を果たすと、その後も、2023年と2024年は2年連続してワイルドカード枠まで1ゲーム差と、ポストシーズン進出に迫る惜しいシーズンを送っている。
2025年もルイス・カスティーヨ、ジョージ・カービー、ローガン・ギルバート、ブライス・ミラーらが形成する先発ローテーションはMLBトップレベルであり、全体的な戦力を考えても、ワイルドカード争いには十分加われるだろう。
しかし、打者不利の本拠地とは言え昨季OPS .800越えの選手が皆無の打線に対し、このオフに大きなテコ入れを行っていないのは気になるところ。昨季調子を落としたロドリゲスの復調は、間違いなくチーム不沈の鍵となるだろう。
1999年より本拠地とする『Tモバイルパーク』は、開閉式屋根付きの天然芝球場で、地理的及び気候的な条件(低温多湿で、海から湿った空気が流入するなど)により、打球は飛びにくい。
実際、単打、二塁打、三塁打、本塁打の出やすさはいずれも平均を下回っており、スタットキャストによる2022年から2024年にかけてのパークファクターは91と、メジャー30球団の本拠地で最も投手有利の球場となっている。
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