アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ナショナルリーグ西地区) チーム紹介

アリゾナ・ダイヤモンドバックス

TEAM INFORMATION

基本情報

創設
1998年
監督
トーリ・ロブロ
スタジアム
チェイス・フィールド(1998年開場)
収容人員
4万8405人
優勝回数
ワールドシリーズ優勝1回
リーグ優勝2回
地区優勝5回
過去在籍した日本人選手
斎藤隆、平野佳寿
過去5年間の順位
2023年
西地区2位 リーグ優勝
2022年
西地区4位
2021年
西地区5位
2020年
西地区5位
2019年
西地区2位

球団創設は1998年で、同年のMLBエクスパンションでナショナル・リーグに参入。同年にアメリカン・リーグへ加わったレイズ(当時はデビルレイズ)と並び、MLB最新の球団。


球団名はアリゾナなどの砂漠に生息する菱紋の入ったダイヤガラガラヘビに由来し、短縮して『Dバックス』と呼ばれることも多いが、『ザ・スネークス』の愛称で呼ばれることもしばしば。


レジェンドのランディ・ジョンソンを擁した創設2年目の1999年にシーズン100勝を挙げ、早くも地区優勝を果たすと、ジョンソンとカート・シリングの2枚看板が活躍し、主砲ルイス・ゴンザレスの打ちまくった2001年には、創設わずか4年目でワールドシリーズを制覇。


なお、創設4年目での世界一は、拡張球団としては史上最速。また、ジョンソンは1999年から4年連続でサイ・ヤング賞を獲得し、その後、殿堂入りするとともに、背番号51はダイヤモンドバックスの永久欠番となった。


5度目の地区優勝を果たした2011年以降、地区優勝からは遠ざかっているが、2017年と2023年はワイルドカードでポストシーズンに進出しており、2023年のプレーオフでは、アップセットに次ぐアップセットで、2度目のリーグ優勝を遂げた。


2024年のナ・リーグ西地区は、ドジャースの1強状態になる可能性が高いが、その対抗馬の位置付けにあるダイヤモンドバックスにとって、ワイルドカードでのプレーオフ進出は十分に現実的な目標と言えそうだ。


このオフには実績ある先発左腕のエドゥアルド・ロドリゲスをFAで獲得し、盤石の2枚看板であるザック・ギャレンとメリル・ケリーが健在な先発ローテーションはさらに強固になった。


これに、昨季終盤からポストシーズンにかけて急成長を遂げたブランドン・ファートが、シーズンを通して先発ローテーション4番手の座を維持し、昨季ナ・リーグ新人王のコービン・キャロルや、若手スター捕手のガブリエル・モレノがさらにワンステップ上への成長を遂げれば、昨季(84勝78敗)を上回る85勝ライン以上も見えてくるだろう。


フェニックスのダウンタウンにある本拠地チェイス・フィールドは、1998年開場の開閉式屋根付き球場で、当時は天然芝だったが、2019シーズンより人工芝が敷かれ現在に至る。右中間スタンドにあるプールは名物となっており、優勝時やプレーオフで勝ち上がった際は、選手たちが飛び込むこともある。


フィールドは左中間、右中間ともに深く、2021年から2023年にかけてのスタッツでは、本塁打の出にくさはナ・リーグ2位ながら、二塁打と三塁打の出やすさはリーグトップクラスであり、スタットキャストによる同時期のパークファクターは100と、投手と打者にとって平等な指数となっている。

注目選手

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