ミルウォーキー・ブルワーズ(ナショナルリーグ中地区) チーム紹介
ミルウォーキー・ブルワーズ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1969年
- 監督
- パット・マーフィー
- スタジアム
- アメリカンファミリー・フィールド(2001年開場)
- 収容人員
- 4万1900人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝0回
リーグ優勝1回
地区優勝5回
- 過去在籍した日本人選手
- 野茂英雄、マック鈴木、野村貴仁、大家友和、斎藤隆、青木宣親
- 過去5年間の順位
-
- 2023年
- 中地区優勝 ワイルドカード敗退
- 2022年
- 中地区2位
- 2021年
- 中地区優勝 地区シリーズ敗退
- 2020年
- 中地区4位 ワイルドカード敗退
- 2019年
- 中地区2位 ワイルドカード敗退
1969年のMLBエクスパンションで誕生した球団であり、当時はシアトル・パイロッツの名称で、アメリカン・リーグ所属だった。創設後、わずか1年でミルウォーキーへと移転し、名称を地場産業のビール醸造にちなんだブルワーズ(ビール醸造者)に改めた。
発足後はしばらく負け越し続きで下位に沈むシーズンが続いたが、1970年代後半から勝率5割以上のシーズンを連続させるようになると、1982年に初めて地区優勝を果たし、そのまま球団史上初のリーグ優勝を遂げた。
なお、現在に至るまで、ワールドシリーズ出場はカージナルスに敗れた1982年の1回のみで、目下、MLBでワールドシリーズ制覇を経験していない5球団の1つとなっている。
1983年以降、ア・リーグ時代はプレーオフ進出から遠ざかり、1998年にナショナル・リーグへ転籍。ちなみに、現存するMLB30球団で、過去にリーグをまたいだことがあるのはブルワーズとアストロズのみとなっている。
2011年にナ・リーグの球団として初めて地区優勝を果たすと、近年は限られた予算の中での質実なチーム編成と、クレイグ・カウンセル監督の的確な采配により、2018年から2023年にかけて地区優勝3回、プレーオフ進出5回と、すっかりポストシーズン常連チームとして定着している。
しかし、このオフは争奪戦に敗れる形でカウンセル監督との再契約に失敗したほか、FA前最終年となるMLB屈指の右腕コービン・バーンズに加え、先発右腕のエイドリアン・ハウザー、そして外野手のタイロン・テイラーと、複数の主力選手をトレードで放出。
全体的に大きな成長の余力を残した若いチームであり、長期的な低迷期とはならないかもしれないが、「PECOTA予測」で負け越しとなっている通り、2024年は短い停滞期となる公算が高そうだ。
本拠地のアメリカンファミリー・フィールドは2001年の開場で、2020年まで地元にある大手ビール会社の名が冠されており、ある意味、球団名に即した球場名だったが、保険会社が命名権を得たことで、2021年から現在の名称になった。
開閉式屋根付きの天然芝球場で、2021年から2023年にかけてのスタッツでは、本塁打の出やすさはナ・リーグで5番目だが、スタットキャストによる同時期のパークファクターは97で、投手有利の指数となっている。
注目選手
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