クインシーズ刈谷

プロフィール

呼称
刈谷
ホームタウン
愛知県刈谷市
ホームアリーナ
ウィングアリーナ刈谷
創設
1951年
成績
2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 11位/レギュラーラウンド9位(6勝15敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 10位(10勝23敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 8位(14勝19敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 4位/レギュラーラウンド6位(12勝10敗)
2024-25シーズン SVリーグ 9位(20勝24敗)
公式SNS

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前身であるトヨタ車体時代の2008年には、皇后杯全日本バレーボール選手権大会で、創部初となる日本一のタイトルを獲得。Vリーグでは優勝こそないものの、2023-24シーズンは、V・レギュラーラウンド6位通過から、V・ファイナルステージで勝ち上がって最終的には4位と、2017-18シーズンに収めた過去最高3位の成績に迫った。

SVリーグ初年度となった2024-25シーズンも、リーグ終盤までチャンピオンシップ進出を争ったが、レギュラーラウンド敗退。再起を誓う今季、新監督にはSAGA久光スプリングスでリーグ制覇の経験を持つ名将、酒井新悟が就任した。

昨季から主将を務めるアウトサイドヒッターの鴫原ひなた、ルーキーイヤーから攻守でいぶし銀の活躍を見せて来た副将の吉永有希。ミドルブロッカーの横田紗椰香、今季日本代表Bチームにも抜擢されたセッターの高佐風梨など、若手選手が主軸を担うチームに、今季は2022-23シーズンに在籍し、最多得点も記録したダニエル・カッティーノが復帰。

ドイツ代表のミドルブロッカー、マリー・シェルツェルが加わり、タイ代表のセッターとして長年コンビバレーを構築し、日本でも高い人気を誇るヌットサラ・トムコムがコーチ兼任選手として加わった。

アンダーカテゴリー日本代表で活躍した笠井季璃、今夏のU21世界選手権で銀メダルを獲得したメンバーの北川美桜といった若手も揃う。

名将の手腕が個性豊かな選手の力をどれだけ引き出し、新生クインシーズが爆発力を発揮するか。日本一を目標に掲げる今季、チームスローガンである「旋風」を巻き起こし、悲願のリーグ制覇を狙う。

TEXT:田中夕子