プロフィール
- 呼称
- デンソー
- ホームタウン
- 福島県郡山市
- ホームアリーナ
- 宝来屋郡山総合体育館
- 創設
- 1953年
- 成績
- 2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 4位/レギュラーラウンド4位(12勝7敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 6位(20勝13敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 6位(14勝19敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 5位/レギュラーラウンド5位(12勝10敗)
2024-25シーズン SVリーグ 4位/レギュラーシーズン4位(29勝15敗)
- 公式SNS

share
SVリーグ初年度の2024-25シーズンから、長年拠点としてきた愛知県西尾市をマザーホームタウンとし、福島県郡山市をメインホームタウンにすることを決定。福島県内で多くのホームゲームを実施し、福島の方言を交えた応援で人気を博した。
クラブの歴史をたどれば、1972年創部。1985年に日本リーグ(現在のVリーグV1)に昇格。2010年に全日本選手権大会で優勝、黒鷲旗でも2度の優勝を勝ち取ったが、SVリーグの前身であるVリーグでは未だ優勝経験はない。
昨季も開幕から連勝を飾り、幸先いいスタートダッシュを切り、チャンピオンシップへとコマを進め、セミファイナルではレギュラーラウンド女王の大阪マーヴェラスに先勝。ファイナル進出まであと一歩と迫ったが、逆転負けで涙を呑んだ。
アンダーカテゴリーや、各国代表での経験を持つ選手が揃うチームを束ねるのは、主将でリベロの川畑遥奈。昨季はサーブレシーブ返球率54.1%で、トップサーブレシーバーを初受賞。日本代表登録選手にも選出された。
攻撃の柱はブラジル代表で今季が3シーズン目となるオポジットのロザマリア・モンチレベル。世界選手権でも活躍し、昨季のSVリーグベスト6にも選出された世界のベストプレーヤーの1人だ。
さらに今季は同じブラジル代表で、アウトサイドヒッターも兼ねるサブリーナ・デジャブス・マシャド、昨季まで大阪マーヴェラスでプレーしたミドルブロッカーの箕輪幸も加わり、攻撃力に厚みが加わった。
チームを率いる監督の辻健志は、2000年から13シーズンに渡ってコーチとして、エアリービーズを支えてきた立役者で、2013-14シーズンから監督に就任。就任当時、2部リーグに降格していたチームを、1シーズンで1部リーグ昇格へと導いた。チーム創部50周年の節目である2022年に再度、監督就任を果たし、昨季も上位進出を果たしている。
悲願のリーグ制覇に向け、戦力が整ったエアリービーズが福島でどんな戦いを見せるのか。SVリーグ2シーズン目の戦いに注目だ。
TEXT:田中夕子