TEAM DETAILS
Astemoリヴァーレ茨城
INFORMATION
1980年に日立製作所佐和工場(現・日立Astemo佐和工場)で作られた日立佐和女子バレーボール部が始まりで、チーム名の『リヴァーレ』は、イタリア語で「好敵手・ライバル」を意味し、強豪たちとライバルとして渡り合えるようにという願いが込められている。
1981年の第1回東部地域リーグから参加し、第5回地域リーグで全勝優勝し、実業団リーグ(当時の2部リーグ)に昇格。1997-98シーズンに再び全勝優勝を飾り、Vリーグ昇格を果たした。
2006年の黒鷲旗でチーム初の準優勝、2015-16シーズンに初のファイナル進出を決めたが、その後はタイトル争いに食い込めずにいた。優秀な若手選手が多く、毎年期待の声は大きいものの、持っているポテンシャルが順位に結びつかないシーズンが続いている。
2023-24シーズンから、長きに渡って年代別代表のコーチを務め、2018年に開催されたアジアジュニア女子選手権大会では、日本の優勝に貢献した中谷宏大が監督に就任。今年こそ悲願の初優勝を目指すべく、ブリオンヌ バトラーとマッケンジー メイの2人の実力者が新たに加わった。
ミドルブロッカーのバトラーは、ネーションズリーグ2024にアメリカ代表として出場。アウトサイドヒッターのマッケンジーも代表経験があり、昨シーズンはポーランドのクラブでCEVカップに出場した。
また、昨シーズン3位の428得点を叩き出し、2年ぶりに日本代表に選出されたオクム大庭冬美ハウィや、サーブで昨シーズン3位の16得点を挙げ、今年から副キャプテンとしてチームを支える長内美和子の活躍からも目が離せない。
SVリーグ発足に伴い、今シーズンからチーム名を「Astemoリヴァーレ茨城」に変更し、新たな歴史を創っていく。今シーズンは「突破」というスローガンのもと、今までの結果を超えるために、変化を恐れず、チーム全員が一丸となって、優勝を掴み取る。
TEXT:長瀬竜征(PLANTONE)
MOVIE
LIST OF PLAYERS
上坂 瑠子
RURIKO UESAKA
雑賀 恵斗
KEITO SAIGA
長内 美和子
MIWAKO OSANAI
佐藤 黎香
REIKA SATO
髙𣘺 凜
RIN TAKAHASHI
德本 歩未香
AMIKA TOKUMOTO
境 紗里奈
SARINA SAKAI
岡部 詩音
SHION OKABE
野中 瑠衣
RUI NONAKA
高間 来瞳
KURUMI TAKAMA
室岡 莉乃
RINO MUROOKA
オクム大庭 冬美ハウィ
FUYUMIHAWI OKUMUOBA
江藤 綾香
AYAKA ETO
倉田 朱里
SHURI KURATA
生井澤 美海華
MIMIKA NAMAIZAWA
ブリオンヌ バトラー
BRIONNE BUTLER
マッケンジー メイ
MACKENZIE MAY