アランマーレ山形

プロフィール

呼称
A山形
ホームタウン
山形県天童市
ホームアリーナ
山形県総合運動公園総合体育館
創設
2015年
成績
2020-21シーズン Vリーグ DIVISION2 3位(10勝4敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION2 3位/レギュラーラウンド3位(13勝5敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION2 1位/レギュラーラウンド1位(18勝2敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 12位(0勝22敗)
2024-25シーズン SVリーグ 13位(5勝39敗)
公式SNS

コメント

2015年、山形県酒田市を拠点とする女子バレーボールチームとして創部。チーム名は、イタリア語でオレンジを意味する「arancia(アランチャ)」と、海を意味する「mare(マーレ)」を組み合わせたもので、「明るく笑顔が溢れるチームで地域を元気にしたい」という思いが込められている。

2015-16シーズンにVチャレンジリーグIIへ参戦し、2018-19シーズンにはVリーグDivision2で優勝争いを繰り広げた。そして、2022-23シーズンに悲願の初優勝を達成し、2023-24シーズンからは舞台をV1へと移している。

監督は創部当初からチームを率いる北原勉。2008年北京五輪のアフリカ予選ではエチオピア男子代表を指揮し、さらにJTマーヴェラス(現・大阪マーヴェラス)のコーチとして、日本一を経験した実績を持つ。「信頼関係なくして技術指導論なし」を信念に掲げ、善くて強いチームづくりを目指している。

キャプテンの木村友里はチームの昇格をともに成し遂げ、安定したディフェンスと思い切りのあるスパイクでチームを牽引。タイ代表のドンポーン・シンポーは、第5節のKUROBEアクアフェアリーズ戦で、チーム最多の15得点を挙げ、SVリーグ初勝利の立役者となった。また、昨季入団の川釣奈津は開幕戦から鋭いスパイクを決め、期待のホープとして存在感を示している。

今季はさらに、モンゴルプレミアリーグから加わった粘り強いプレーが魅力の大元朱菜をはじめ、最優秀新人賞や得点王を獲得し、昨季はVリーグと黒鷲旗でベスト6に選出されたスコアラー・若泉佳穂、そして国際舞台で活躍するタイ代表のウィモンラット・タナパンや、アチャラポーン・コンヨットなど、確かな実力を備えた新戦力が顔を揃えた。

外国人選手のパワフルさと日本人選手の巧みさを融合させ、さらなる強化が期待されるアランマーレ。「Prologue」をスローガンに掲げ、創部10年で培った経験と成長の姿を『shipmate』(アランマーレのファン)に示し、変化を恐れず挑戦し続ける力に変えていく。

TEXT:長瀬竜征(PLASMA Inc.)