競技解説 2021-2022

フィギュアスケートは、ジャンプ・スピン・ステップなどの「エレメンツ(技術要素)」と、スケーティングスキル・トランジッション・ パフォーマンスなどの 「プログラムコンポーネンツ(演技構成)」を様々な要点と角度から判定し得点を競うスポーツ。このページでは男女シングルとペア、アイスダンスのエレメンツの必須要素と、 シングル競技の採点表の見方を説明しています。ルールや採点方法がわかれば、もっともっと楽しく観戦できます!(*2021-2022シーズンのルールに基づいて作成されています。)

2021/22シーズンの大きな変更点

・2021年ISU総会の決定により、ISU規則を含むあらゆる公式文書内において、女性スケーターを指す用語が「Ladies」から「Women」へと変更された。

2022年ミニマムスコア

2022年ISU選手権大会への出場条件となる、技術点(トータルエレメンツスコア)の最低ラインは以下の通り。またスケーターおよびカップルは、現行2021/22シーズン、もしくは側近の2シーズン(2020/21と2019/20)におけるシニア国際競技会にて、下記の技術点に到達している必要がある。

《2022年 世界選手権》
・男子 SP34.00 FS64.00
・女子 SP30.00 FS51.00
・ペア SP27.00 FS44.00
・アイスダンス RD33.00 FD47.00

《2022年 ヨーロッパ選手権、四大陸選手権、冬季五輪》
・男子 SP28.00 FS46.00
・女子 SP23.00 FS40.00
・ペア SP25.00 FS42.00
・アイスダンス RD28.00 FD44.00

2022年世界選手権出場枠

2022年ISUフィギュアスケート世界選手権に、2枠以上の出場枠を有する国は以下の通り。

《男子》
・3枠:日本、ロシア、アメリカ
・2枠:カナダ、フランス、イタリア、韓国

《女子》
・3枠:日本、ロシア、アメリカ
・2枠:オーストリア、ベルギー、韓国

《ペア》
・3枠:中国、ロシア
・2枠:カナダ、イタリア、日本、アメリカ

《アイスダンス》
・3枠:カナダ、ロシア、アメリカ
・2枠:イギリス、イタリア

各国出場枠の出場方法は、前年の世界選手権での順位ポイントと出場枠に従って計算される。

《順位ポイント》
・FS/FDに進出できなかった選手・カップルは18ポイント
・FS/FDで16位以下の選手・カップルは16ポイント
・FS/FDで1~15位の選手・カップルは順位=ポイント

《前年出場枠が1の場合》
・2ポイント以下で3枠
・10ポイント以下で2枠

《前年出場枠が2の場合》
・合計13ポイント以下で3枠
・合計28ポイント以下で2枠

《前年出場枠が3の場合》
・成績上位2人/組の合計13ポイント以下で3枠
・成績上位2人/組の合計28ポイント以下で2枠

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シニア 男子シングル

レイバックイナバウアー レイバック イナバウアー

ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種目を滑走する

<ポイント>

4回転ルッツやフリップ、ループと、高難度のジャンプに挑戦する選手が増えたが、ジャンプ以外の要素を取りこぼさないことが勝利への鍵。

ショートプログラム

自分で選んだ音楽の曲想を表現する。ジャンプ、スピン、ステップからなる合計7つの要素で構成されたプログラムを滑走。演技時間:2分40秒 ±10秒

a)アクセル系のジャンプ:ダブルまたはトリプルアクセル

トリプルアクセルをアクセルジャンプとして行った場合、単独のジャンプまたはジャンプ・コンビネーションで繰り返し行うことはできない

b)単独のジャンプ:あらゆるトリプルまたはクワドラプルジャンプ

単独のジャンプでは、ジャンプの前に課されていたコネクティングステップ、またはこれに匹敵する他のフリー・スケーティング動作は要件ではない

c)ジャンプコンビネーション:ダブルとトリプル、2つのトリプル、クワドラプルとダブルまたはトリプル

単独のジャンプと異なる種類でなければならない(単独のジャンプとしてクワドラプルジャンプを行った場合、異なるクワドラプルジャンプを含むことができる)

d)フライングスピン

単一姿勢のスピンとは異なる着氷姿勢のフライングスピン
着氷後最少8回転

e)単一姿勢のスピン:キャメルスピン、またはシットスピン

1回のみ足換えがあり、フライングスピンとは異なる着氷姿勢であること
各足後最少6回転、合計12回転

f)スピンコンビネーション

1回のみの足換えあり、少なくとも2つの異なる基本姿勢を含まなければならない
各足最少6回転(合計12回転)
スピンはジャンプで開始してはならないが、足換えは踏み換えで行ってもジャンプで行ってもよい、また足換えと姿勢変更は同時に行っても別々に行ってもよい

g)ステップシークエンス

氷面を十分に活用したステップシークエンス
ステップシークエンスの中には、いかなる採点対象外のジャンプを含めてもよい

フリースケーティング

自分で選んだ音楽の曲想を、原則的に自由な演技で表現。プログラムに含むことのできる要素を構成して滑走。演技時間:4分 ±10秒

<ジャンプ>
  • 最大7回
  • うち1つはアクセル型ジャンプでなければならない(または含まれなければならない)
  • ジャンプはいかなる回転数でもよい
  • アクセルを含むいかなるダブルジャンプも(単独ジャンプでも、コンビネーション/シークエンスの一部としても) 全部で2回を超えて含んではならない
  • すべてのトリプルおよびクワドラプルジャンプのうち、2種類のみを2回行うことができる。その2種類の繰り返しのうち、1種類のみクワドラプルジャンプが可能
    これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される
    これら2回行った両方が単独のジャンプの場合、これらの単独のジャンプのうち2つめに記号“+REP(繰り返し)”が付き、本来の基礎値の70%になる
  • 同じジャンプ名のトリプルジャンプとクワドラプルジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる
  • いかなるトリプルまたはクワドラプルジャンプも2回を超えて試みられてはならない
  • ジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスは、最大3回までフリープログラムの中で認められる
  • ジャンプコンビネーションは同一または異なるシングル、ダブル、トリプルまたはクワドラプルジャンプで構成してよい
    1つのジャンプコンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとする
  • ジャンプコンビネーションは、ジャンプの着氷足が次のジャンプの踏み切り足となる。 ジャンプとジャンプの間に氷上で完全に1回転したり、体重移動を伴わないフリー・フットの氷へのタッチ・ダウンがあってもGOEによる減点はあるものの、コンビネーションとして認定される
    オイラージャンプ(ハーフループ)はコンビネーションで2つのSOV表内ジャンプの間で用いられると採点対象ジャンプとなる
  • ジャンプシークエンスは任意の回転数の2つのジャンプで構成され、任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの着氷のカーブからアクセルジャンプの踏み切りのカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くもの
<スピン>
  • 最大3回
  • スピンコンビネーション1回
  • フライングスピンまたはフライングエントランスのスピン1回
  • 単一姿勢のスピン1回
  • スピンコンビネーションは最少10回転、それ以外は最少6回転
<ステップ>
  • 氷面を十分に活用したステップシークエンス1回
    どのような種類のステップシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、 短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップシークエンスの要件を満たすとはみなされない
    ステップシークエンスの中でジャンプを行ってもよい
  • コレオグラフィックシークエンス1回
    ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッドイーグル、イナバウアー、ハイドロブレーディング、 最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成され、ジャンプ、スピンを行ったものとして数えない
    どのような種類のコレオグラフィックシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
    この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOE のみで評価する
  • コレオグラフィックシークエンスは、ステップシークエンスの前後いずれに行ってもよい
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シニア 女子シングル

ビールマン ビールマン

男子同様ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種類を滑走

<ポイント>

トップ選手には3回転+3回転のコンビネーションジャンプは必須。スピン、ステップや表現力など、他の要素も優れていれば大きな武器となる。

ショートプログラム

自分で選んだ音楽の曲想を表現する。ジャンプ、スピン、ステップからなる合計7つの要素で構成されたプログラムを滑走。演技時間:2分40秒 ±10秒

a)アクセル系のジャンプ:ダブルまたはトリプルアクセル

トリプルアクセルをアクセルジャンプとして行った場合、単独のジャンプまたはジャンプコンビネーションで繰り返し行うことはできない

b)単独のジャンプ:あらゆるトリプル・ジャンプ

単独のジャンプでは、ジャンプの前に課されていたコネクティングステップ、またはこれに匹敵する他のフリー・スケーティング動作は要件ではない

c)ジャンプコンビネーション: ダブルとトリプル、2つのトリプル

単独のジャンプと異なる種類でなければならない

d)フライングスピン

あらゆるタイプのフライングスピン、着地ポジションは単一姿勢のスピンとは異なるもの
着氷後最少8回転

e)単一姿勢のスピン

レイバック/サイドウエイズリーニング、あるいは足換え無しのシット/キャメルスピン
フライングスピンのランディングポジションとは異なるもの
最少8回転(規定の姿勢で)
8回転の後にビールマンポジションへの移行が可能

f)スピンコンビネーション

1回のみの足換えあり、少なくとも2つの異なる基本姿勢を含まなければならない
各足最少6回転(合計12回転)

g)ステップシークエンス

氷面を十分に活用したステップシークエンス
ステップシークエンスの中には、いかなる採点対象外のジャンプを含めてもよい

フリースケーティング

自分で選んだ音楽の曲想を、原則的に自由な演技で表現。プログラムに含むことのできる要素を構成して滑走。演技時間:4分 ±10秒

<ジャンプ>

ジャンプ要素には単独ジャンプ、ジャンプコンビネーションおよびジャンプシークエンスがある

  • 最大7回
  • 1つはアクセル型ジャンプでなければならない(または含まれなければならない)
  • ジャンプはいかなる回転数でもよい
  • アクセルを含むいかなるダブルジャンプも(単独ジャンプでも、コンビネーション/シークエンスの一部としても) 全部で2回を超えて含んではならない
  • すべてのトリプルおよびクワドラプルジャンプのうち、2種類のみを2回行うことができる。その2種類の繰り返しのうち、1種類のみクワドラプルジャンプが可能
    これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される
    これら2回行った両方が単独のジャンプの場合、これらの単独のジャンプのうち2つめに記号“+REP(繰り返し)”が付き、本来の基礎値の70%になる
  • 同じジャンプ名のトリプルジャンプとクワドラプルジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる
  • いかなるトリプルまたはクワドラプルジャンプも2回を超えて試みてはならない
  • ジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスは、最大3回までフリープログラムの中で認められる
  • ジャンプコンビネーションは同一または異なるシングル、ダブル、トリプルまたはクワドラプルジャンプで構成してよい
    1つのジャンプコンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとする
  • ジャンプコンビネーションは、ジャンプの着氷足が次のジャンプの踏み切り足となる。ジャンプとジャンプの間に氷上で完全に1回転したり、体重移動を伴わないフリー・フットの氷へのタッチ・ダウンがあってもGOEによる減点はあるものの、コンビネーションとして認定される
  • オイラージャンプ(ハーフループ)はコンビネーションで2つのSOV表内ジャンプの間で用いられると採点対象ジャンプとなる
  • ジャンプシークエンスは任意の回転数の2つのジャンプで構成され、任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの着氷のカーブからアクセルジャンプの踏み切りカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くもの
<スピン>
  • 最大3回
  • スピンコンビネーション1回
  • フライングスピンまたはフライングエントランスのスピン1回
  • 単一姿勢のスピン1回
  • スピンコンビネーションは最少10回転、それ以外は最少6回転
<ステップ>
  • 氷面を十分に活用したステップシークエンス1回
    どのような種類のステップシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップシークエンスの要件を満たすとはみなされない
    ステップシークエンスの中でジャンプを行ってもよい
  • コレオグラフィックシークエンス1回
    ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッドイーグル、イナバウアー、ハイドロブレーディング、最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成され、ジャンプ、スピンを行ったものとして数えない
    どのような種類のコレオグラフィックシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
    この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOE のみで評価する
  • コレオグラフィックシークエンスは、ステップシークエンスの前後いずれに行ってもよい
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シニア ペア

リフト リフト

男女1名ずつで組み、ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種目を滑走する

<ポイント>

シングルの技術を基礎とし、ペア独自の要素であるリフト、スロージャンプ、デススパイラルなどが加わる。4回転スロージャンプに挑戦するカップルも増えている。

ショートプログラム

規定された7つの必須要素(リフト、ジャンプ、スピン、ステップシークエンス)でプログラムを構成。演技時間:2分40秒 ±10秒

a)リフト

あらゆるハンド・トゥー・ハンドリフト(グループ4)、男性が女性の両手を持って、まっすぐ持ち上げる
規定されたオーバーヘッドリフトテイクオフのみ許される
ショートプログラムではリフトの中にキャリーを含むことができるが、レベルをあげる特徴とはしない

b)ツイストリフト

2回転または3回転男性が女性を持ち上げ、女性を空中に放り投げて回転させたのち、男性が受け止める。
ルッツまたはフリップで踏み切り

c)スロージャンプ

2回転または3回転男性が空中に女性を放り投げるようにして、女子をジャンプさせる

d)ソロジャンプ

2回転または3回転

e)ソロスピンコンビネーション

足換え1回のみ、少なくとも2種類の基本姿勢(要件を満たすには両パートナー共に3種類以上)
各姿勢最少2回転、各足最少5回転、足換えはステップまたはジャンプから開始でもよく、両パートナーが同時でも別々でもよい

f)デス・スパイラル

バックワード・アウトサイド
男子女子ともにデススパイラル姿勢(男性は完全なピボットポジション、女性の頭は膝と同じレベル)、少なくとも1回転

デス・スパイラル デス・スパイラル

g)ステップシークエンス

氷面を十分に活用

フリースケーティング

自分で選んだ音楽の曲想を表現。規定された要素を含むバランスの良いプログラムを滑走。演技時間:4分±10

<リフト>
  • リフト
    3回まで
    同じグループから3つを行ってはならない。リフトする腕を十分に伸ばしたもの
  • ツイストリフト
    1回まで
    フリースケーティングの女性のテイクオフはルッツ/フリップ以外の踏切りでもよい(トウループ、アクセル)
    回転数に上限はなし
<ジャンプ>
  • スロージャンプ
    2回まで(異なる種類で、または異なる回転数で)
  • ソロジャンプ
    1回まで
  • ジャンプコンビネーション、またはジャンプシークエンス
    1回まで
    ジャンプコンビネーションは2つまたは3つのジャンプを含むことができる
  • 2回転を超えるジャンプはすべて異なったもの。しかし、ジャンプコンビネーションあるいはジャンプシークエンスの中で繰り返すことはできる
<スピン>
  • ペアスピンコンビネーション
    1回まで、トータルで最少8回転
    少なくとも1回の姿勢変更を含む
    少なくとも2種類の基本姿勢を含む、各基本姿勢とも最少2回転
    基本姿勢以外の姿勢の回転数も、トータルの回転数に含まれる
    少なくとも1回の足換えを含む、タイミングは男女同時でなくともよい
    ジャンプから開始することもできる
    途中で女性をリフトしてもよいが、その時の男性は必ず片足回転であること
  • デススパイラル
    1回まで
    ショートプログラムと違うもの(バックワード・アウトサイド以外)
    少なくとも1回転(男性は完全なピボットポジション、女性の頭は膝と同じレベル)
<コレオグラフィックシークエンス>
  • 1回まで
    どのような種類のコレオグラフィックシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
    ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッドイーグル、イナバウアー、ハイドロブレーディング、最大2回までのあらゆるジャンプ、スピン、小さいリフトなどあらゆる種類の動作から構成される。ジャンプ、スピン、小さいリフトは必須要素を行なったものとしては数えない
    レベルは固定し、GOEでその質を評価する
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シニア アイスダンス

アイスダンスリフト アイスダンスリフト

男女一名ずつで組み、リズムダンス(RD)とフリーダンス(FD)の2種目を滑走する

<ポイント>

男女シングル、ペアと違い、1回転半以上のジャンプや、男性が女性を自分の頭より上にあげるリフトなどは禁止され、より正確なエッジ、ターンが求められる。

リズムダンス

シーズン毎に指定されるリズムとテーマに合わせ、規定要素が含まれたプログラムを滑走する。2021/22シーズンについては以下のリズムが選定された。演技時間:2分50秒±10秒

  • リズム
    ストリートダンス・リズム。以下に示す例から異なるリズムを2種類以上用いる:ヒップホップ、ディスコ、スウィング、クランプ、ポップ、ファンクなど、ジャズ、レゲエ(レゲトン)、ブルース
    注:スポーツ倫理の観点から、攻撃的もしくは不快感をもたらす歌詞が含まれる音楽は用いないこと。
<パターンダンスエレメンツ>
  • ミッドナイト・ブルースを、上記リズムのいずれかで。テンポはエレメンツを通して一定であること、86~96拍/分。ステップは5番~14番。ステップ5番をジャッジ反対側の氷面で行い、そこから定められたパターンに従いステップを踏んでいく。
  • パターンダンスタイプステップシークエンスを、パターンダンスエレメンツと同じリズム・テンポで。曲は違っても良い。ステップ14番を終えた直後から。
<ダンスリフト>
  • ショートリフト:最大1回、7秒以内
<ステップシークエンス>
  • 1回、ホールドあり、またはノットタッチ(非接触)、または両方のコンビネーションで(スタイルB)
※パターンダンスエレメンツとは異なるリズムを選ぶこと ※パターンはミッドラインまたはダイアゴナルのみ選択可 ※以下は禁止:逆行、ループ、腕2本分伸ばした距離以上に離れること、両腕を完全に伸ばしきった状態でのハンド・イン・ハンドホールド ※ストップは1回まで、5秒以内
<シークエンシャルツイズル>
  • 1セット
※少なくとも両パートナーいずれもがツイズルを2回行う ※2つのツイズルの間に差し込みが許可されるのは1ステップまで(プッシュや両足での体重移動はステップとみなす) ※ツイズル中の接触は許されない

フリーダンス

自由なリズムで構成されたプログラム。 リフト、ダンススピン、ステップシークエンス、シンクロナイズドツイズルなどの規定された要素を使用し、バランスの良いプログラムを滑走すること。 演技時間:4分±10秒

a)ダンスリフト

  • 異なるタイプのショートリフト3回
    またはショートリフト1回とコンビネーションリフト1回
※ショートリフト:7秒以内、ステーショナルリフト、ストレートラインリフト、カーブリフト、ロテーショナルリフト ※コンビネーションリフト:12秒以内、異なるショートリフトを組み合わせたもの

b)ダンススピン

  • スピン または コンビネーションスピン1回

c) ステップシークエンス

  • ステップシークエンス スタイルB(ホールドあり)1回
※逆行は1回のみ、音楽の2小節を超えてはならない ※禁止事項:ストップ、ループ、完全に腕を伸ばしきったハンドインハンドホールド、
5秒以上の両腕間隔を超えたセパレーション
  • ワンフットステップシークエンス、ノットタッチ(非接触)1回
※両パートナーそれぞれが片足でターンを行う。最初のターンは同時に行うこと ※ワンフットステップシークエンスは男女それぞれの基礎値で判定し、GOEは1つの単位として評価する

d)シンクロナイズドツイズル

  • シンクロナイズドツイズルを1セット(FDバリエーション)
※両パートナーが少なくとも2回のツイズルを行う ※2つのツイズルの間に2〜4歩のステップを挟むこと ※1番目と2番目のツイズルの間のどこかしらで両パートナーは接触すること ※男女それぞれの基礎点で判定し、GOEは1つの単位として評価する

e) コレオグラフィックエレメンツ

  • 異なるコレオグラフィックエレメンツを3回
  • 以下の5つの中から選択
※コレオグラフィックリフト:3秒以上10秒以内、ダンスリフトの必須規程要素を終了後に実施 ※コレオグラフィックスピニングムーブメント:ホールドして最少2回転 ※コレオグラフィックツイズリングムーブメント:ツイズル必須規程要素を終了後に実施、2つのパートから構成されるもの ※コレオグラフィックスライディングムーブメント:両パートナーが制御されたスライディング動作を氷上で実施 ※コレオグラフィックキャラクターステップシークエンス:ショートアクシス横断、氷を手で触れても良い、最大4m離れても良い
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点数の見方

採点表・ショート
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採点表・フリー ※この採点表は、シングルの採点表です。
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採点表の見方

  1. フィギュアスケートの採点は、技術点(トータルエレメンツスコア/TES)と演技構成点(プログラムコンポーネンツスコア/PCS)の合計得点(トータルセグメントスコア/TSS)からなります。
  2. 採点はジャンプの種類、回転数の判定やステップ、スピンなどのレベルを判定するテクニカルパネルと、各エレメンツの出来栄えと演技構成点を採点するジャッジパネルが担当します。
  3. シニアのシングルの場合、SPでは男女ともに7つ、FSでは男女ともに12の技術要素が必須となり、ジャンプ、ステップ、スピンなど全ての技術要素に基礎点が定められています。
  4. テクニカルパネルはジャンプの回転が十分に足りているか、フリップ、ルッツが正しいエッジで踏み切っているかを判定します。回転の不足している範囲や、踏み切りエッジエラーの程度によって基礎点が変わります。
  5. ステップ、スピンや、カップル競技のリフト、デススパイラルなどは、テクニカルパネルによってレベル1からレベル4に判定されます。レベルを得るための要件の特徴をいくつ満たしたかによって難度レベルが変わり、レベル4が最高基礎点となります。
  6. テクニカルパネルが認定した技術要素の基礎点に加えて、1つ1つの要素の出来栄えを+5から-5までの間でジャッジパネルが評価するGOE(Grade of Execution. 出来栄え点)と呼ばれる加減点を足したものが技術点となります。技術点はテクニカルエレメンツスコアとも呼ばれます。
  7. 演技構成点は、ファイブコンポーネンツとも呼ばれ、スケート技術、要素のつなぎ、演技力、構成力、曲の解釈(アイスダンスは曲の解釈およびタイミング)という5つの項目についてジャッジが10点満点(0.25刻み)で評価します。 得点には種目ごと、技術点と得点が近くなるよう加重係数(Factor)がかけられています。
  8. GOEと演技構成点は、複数のジャッジパネルが出した点数の最高値と最低値を除いた平均値となります。
  9. 転倒や演技中断、時間超過、衣装違反などは減点(Deductions)の対象となります。転倒は1回につき『-1』減点ですが、シニアでは3~4度目は1回につき『-2』、5度目以降は1回につき『-3』減点されます。演技後半のジャンプはボーナスとしてショートプログラムは最後の1つ、フリースケーティングでは最後の3のジャンプ要素の基礎点が1.1倍になり、採点表上では「X」マークがつきます。

減点対象:演技時間違反、衣装/小道具違反、衣装の一部/装飾品の氷上落下(1個以上)、違反要素/動作、演技中の転倒、 演技実施中の中断/中継地点から3分以内に再滑走することが許された場合の演技中断、演技開始の遅れ(アイスダンスはさらに振り付け制限、音楽・テンポ要件違反、ダンスリフト時間違反)

プログラムコンポーネンツの分類

プログラムコンポーネンツの分類 ※「転倒」は重大なエラーとみなされる
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価値尺度(SOV)

トリプルアクセル トリプルアクセル

スピン基礎点

スピン基礎点
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ステップと
コレオグラフィックシークエンスの基礎点

ステップとコレオグラフィックシークエンスの基礎点
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諸注意

  1. 価値尺度(SOV)は、パーセンテージの原則に基づいている。GOEを1段階上げる/下げることは、その要素の得点を、基礎値(BV)の10%ずつ増やす/減らすことになる。
  2. コレオグラフィックシークエンスでは、このパーセンテージ(増減率)はGOEのどの段階においても一定だが、他の要素よりも大きい。
  3. 記号 「<」「e」「V」が付いている要素では、パーセンテージは要素の完全な基礎値から算出するのではなく、減らされた基礎値から算出する。
  4. ジャンプコンビネーション/ジャンプシークエンスでは、最も難しいジャンプの数値をGOEの計算に用いるが、記号「<」「e」を考慮する。
  5. 前述の注意は、ジャンプの基礎値を70%とする記号「+Rep」とは関係ない。記号「+Rep」が付いた場合には、GOEは本来の基礎値のパーセンテージのものが用いられる。記号「+Rep」は、出来栄えとは関係がないからである。
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難度レベル

ジャンプ以外の全ての要素は、4段階で難度レベルの判定が行われる
以下に示した特徴がいくつ含まれているかによって、テクニカルパネルが要素の難度レベルを決定する
各レベルの特徴の数:レベル1は1個 レベル2は2個 レベル3は3個 レベル4は4個

ステップシークエンス

  1. シークエンス中の難しいターンおよびステップが、最低限に多様(レベル1)、やや多様(レベル2)、多様(レベル3)、複雑(レベル4)である(必須)
  2. 完全に体が回転する両方向(左と右)への回転。各回転方向とも全体でパターンの少なくとも1/3はカバーすること
  3. 少なくともパターンの1/3において身体の動きを使っている
  4. シークエンスの中の連続的な流れにあわせて実行する難しい3つのターンの組み合わせ。各足異なるものを1つずつ
    数えられるのは、各足とも最初に試みられた組み合わせのみである

すべてのスピン

  1. 難しいバリエーション(下記の制限内であれば行われるごとに数える)
  2. ジャンプにより行われる足換え
  3. スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ
  4. 足を換えずに行われる難しい姿勢変更
  5. スピンへの難しい入り方、または難しい出方
  6. エッジの明確な変更:シット姿勢、キャメル姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢、難しいバリエーションのアップライト姿勢(シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ)において
  7. (1回目の)足換え後の足で3基本姿勢すべてを行う
  8. シット姿勢またはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン
  9. 明確な回転速度の増加:キャメル姿勢、シット姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢、難しいバリエーションのアップライト姿勢(クロスフィットスピンは除く)において
  10. 姿勢/バリエーション、足、エッジを変更せずに少なくとも8回転(キャメル、レイバック、 基本姿勢の難しいバリエーション、非基本姿勢の難しいバリエーション(スピンコンビネーションのみ))
  11. フライングスピン/フライングエントランススピンにおけるフライングエントリーの難しいバリエーション(明確化も参照のこと)

レイバックスピンに対する追加的な特徴項目

  1. バックからサイドまたはその反対への1回の明確な姿勢変更。それぞれの姿勢で少なくとも2回転ずつ。
    (ほかのスピンの一部分としてレイバックポジションが行われた場合も数える)
  2. レイバックスピンからのビールマン姿勢(SP - レイバックスピンで8回転してから)

特徴 2 - 9、11 - 13 を数えるのは、プログラム中で(最初に試みられた)一度のみである。
特徴10を数えるのは、プログラム中で一度のみである(成し遂げられた最初のスピンにおいてのみ。このスピンの中で左右いずれの足でも8回転が行われた場合は、スケーターの有利になるようにどちらか一つを数える)
基本姿勢での難しいバリエーションは、いずれのカテゴリーもプログラム中で(最初に試みられた)一度のみ数えられる。
非基本姿勢での難しいバリエーションが数えられるのはスピンコンビネーションだけであり、プログラム中で(最初に試みられた)一度のみである。
いずれの足換えを伴うスピンでも、一方の足で獲得することができる特徴の数は最大2個である。

要素の要件

<ジャンプ>
  1. 回転不足:記号(q)(<)(<<)はエラーを示している
    記号(q)は、そのジャンプの本来の基礎値をそのまま用いる
    記号(<)が付いたジャンプの基礎値は、SOV 表に記載されている
    記号(<<)が付いたジャンプは、1回転少ない同じジャンプの価値尺度(SOV)により評価される
  2. フリップ/ルッツにおける正しい踏み切りエッジ:記号(e)および記号(!)はエラーを示している
    記号(e)が付いたジャンプの基礎値は、SOV 表に記載されている
    記号(!)はそのジャンプの本来の基礎値をそのまま用いる
    1つのジャンプに記号(<)と記号(e)が同時に付いた場合には、そのジャンプの基礎値は、SOV 表に記載されている
<スピン>
  1. ショートプログラム、フリースケーティングにおける(足換え無しで1姿勢のみの)フライングスピンでは以下が要求される:
    はっきりと分かるジャンプを行うこと。記号(V)は、この要求事項が満たされなかったことを示している。記号(V)が付いたスピンの基礎値は、SOV表に記載されている。
  2. 基本姿勢が2種類のみのスピンコンビネーション(それぞれの基本姿勢で少なくとも2回転)の基礎値はSOV表に記載されている。
  3. 足換えを伴うすべてのスピンは、各足とも3回転が必要である。ショートプログラムにおいてこの要件が満たされない場合には、そのスピンは無価値(No Value)となる。 フリースケーティングにおいては、記号(V)は、この要件が満たされていないことを示している。記号(V)が付いたスピンの基礎値は、SOV 表に記載されている。
  4. 足換えを伴う単一姿勢のスピンは、各足とも基本姿勢での2回転が必要である。ショートプログラムにおいてこの要件が満たされない場合には、 そのスピンは無価値(No Value)となる。フリースケーティングにおいては、記号(V)は、この要件が満たされていないことを示している。 記号(V)が付いたスピンの基礎値は、SOV 表に記載されている。

明確化

<ステップシークェンス>
  • 難しいターンおよびステップの種類
    ツイズル、ブラケット、ループ、カウンター、ロッカー、チョクトウ
  • 最低限に多様とは 少なくとも5個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2個までである
  • やや多様なとは 少なくとも7個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2個までである
  • 多様なとは 少なくとも9個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2個までである
  • 複雑なとは 少なくとも11 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2個までであり、5種類は両方向で行われなければならない
  • 身体の動きを使っているとは 合計すればステップシークェンスのパターンの少なくとも1/3 は両腕、頭、胴体、ヒップ、 両脚の動きをはっきりと使い、これらの動きが体幹のバランスに影響を及ぼしていることを意味する
<スピン>
  • スピン姿勢の難しいバリエーションとは
    身体の部分すなわち脚、腕、手、頭などの動きが大きな肉体的強さや 柔軟性を要し,体幹部のバランスに影響を与えるものである。これらのバリエーションだけがレベルを上げる
    難しいバリエーションには11のカテゴリーがある.その中の3 カテゴリーはキャメル姿勢であり,肩のラインに基づいて区分している. 肩のラインが氷面に平行であるキャメル・フォワード(CF)、肩のラインを氷面と垂直位置にまでひねるキャメル・サイドウェイズ(CS)、 肩のラインを氷面と垂直位置を超えてひねるキャメル・アップワード(CU)がある
    難しいキャメル姿勢を準備する間にフリー・レッグの位置が長々と下がる場合には、該当するレベル特徴は与えられるが、 ジャッジは「拙劣な/ぎこちない/美しさを損ねる姿勢」であるとしてGOE の引き下げを適用する
  • “ジャンプによって行われる足換え”および“スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ”
    これらがレベル特徴として数えられるのは、スケーターが着氷後の最初の2回転以内に基本姿勢に達する場合のみである
  • “シット姿勢またはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン”
    シット、キャメルの基本姿勢で両方向 (時計回りと反時計回り)へのスピンをただちに続けて行なった場合、レベルを上げるための特徴としてカウントする。 各回転方向 少なくとも3回転が必要である。 このように両方向に行なわれたスピンは1つのスピンとみなされる
  • “フライングスピン/フライングエントリースピンにおけるフライング姿勢の難しいバリエーション”
    これらがレベル特徴として数えられるのは、そのフライング姿勢が実際に難しく、スケーターが着氷後の2回転以内に基本姿勢に達する場合のみである。 ノーマルな入りでフライングキャメルが行われた場合でも、(別のスピンで行われた)難しいフライングエントランスをレベル特徴として数えることができる。
  • ウィンドミル(イリュージョン)
    最初に試みられた一度のみレベル特徴に数える

  • スピンの出とは、スピンの最終段階からスピンの直後までをさすものとする
  • 難しい出方
    ジャンプなど、出がかなり難しくなる動きをさす。スピンのバランス、コントロール、エクセキューションに大きな影響を与えるものでなければならない
  • 難しい入り方または難しい出方
    レベルアップの特徴としてカウントされるのは、どちらか片方のみである
  • トウアラビアン
    トウアラビアンはジャンプによる足換えとみなし、SPでもFSでも特徴としてカウントする
  • 明確な回転速度の増加
    キャメル、シット、レイバック、ビールマン、あるいはアップライト姿勢の難しいバリエーション(クロスフット・スピンは除く)の場合にカウントする
<ジャンプ>
  • 回転不足のジャンプ
    ダウングレード(<<):回転不足が1/2回転以上の場合
    回転不足(<):回転不足が1/4回転を超え1/2回転未満の場合。基礎点は80%となり、GOEもジャッジが減点する
    1/4回転不足で着氷する(q):"q"をテクニカル・パネルがつける。基礎値は満点だが、GOEはジャッジが減点する
  • 不足している回転が、1/4 回転以上 1/2 回転未満の場合には、そのジャンプは回転不足(Under-rotated)とみなされる
  • フリップはバックワード・インサイド・エッジから踏み切る。ルッツはバックワード・アウトサイド・エッジから踏み切る
    テクニカルパネルは、踏み切りエッジについて判定し、記号(e)および記号(!)を用いてエラーを示す。重度のエラー 記号(e)の場合にはそのジャンプの基礎値およびGOE が引き下げられる。小さなエラー 記号(!)の場合には、基礎値は本来の基礎値のままでありGOE が引き下げられる。
  • ショートプログラムにおいては、要件を満たさないジャンプ(回転数が間違っている場合を含めて)は、無価値(no value)とされる、まだ空きがある場合はジャンピングボックス(必須要素)のひとつを占める。2つのダブルジャンプから構成されるジャンプコンビネーションが認められていない場合(シニア男子、シニア女子、ジュニア男子)には、記号<, <<, e を 考慮した上での本来の基礎値が低い方のジャンプの価値は、ジャンプコンビネーションの基礎値には含まない(例:2Lz+2T*,2T*+2Lo,2Lz<+2T*,2F<<*+2T)。
  • ショートプログラムにおいて、ジャンプ要素が要件を満たさなかった場合、最終的なGOEは−5となる。例えばジャンプ要素の回転数が正しくない、ジャンプが繰り返された、ジャンプコンビネーションでジャンプを1つしか行えず+COMBO記号がついた場合が該当する
  • ショートプログラムにおける繰り返し
    同一のジャンプがソロジャンプとして行われ、かつジャンプコンビネーションの一部としても行われた場合、 繰り返されたジャンプのうち後に行われたものはカウントされない(後に行われたものがジャンプコンビネーションの一部として行われた場合、繰り返し要件に違反する個々のジャンプのみがカウントされない)
  • フリースケーティングにおける余分なジャンプ要素
    余分なジャンプが行われた場合、要件に違反する個々の ジャンプのみが無価値となる。実施順により余分なジャンプとみなす
  • フリースケーティングにおけるジャンプシークェンス
    任意の回転数の2つのジャンプで構成される。リストにある任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの"ランディングカーブからアクセルジャンプのテイクオフカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くものである"
  • ジャンプコンビネーションで2つのジャンプをつなぐシングルオイラー
    シングルオイラー(1Eu)で半回転以上足りない場合は、ダウングレード(<<)とみなされる。この場合ジャッジは、ダウングレードされたジャンプとして減点する
  • シングルオイラーで不足が半回転に満たない場合は、テクニカルパネルは回転不足(<)や1/4回転不足(q)を適用しない。シングルオイラーとしてクリアにジャンプできていない場合やステップオーバーがあった場合、ジャッジがGOEで減点する
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GOE採点ガイドライン(シングル)

GOE はプラス面およびマイナス面の両評価で決定される
ジャッジはまず要素のプラス面を考慮し、これをGOE評価の起点とする
その後にエラーの対するガイドラインに従いGOEを引き下げ、最終的なGOEを決定する

プラス面

+ 1 : 1 項目 + 2 : 2 項目 + 3 : 3 項目 + 4 : 4 項目 + 5 : 5 項目以上
+ 4 および+ 5 には、太字で強調表示されている最初の3つの項目が満たされていなければならない

ジャンプ要素

  1. 高さおよび距離が非常に良い(ジャンプコンボおよびシークエンスでは全ジャンプ)
  2. 踏切および着氷が良い
  3. 開始から終了まで無駄な力が全く無い(ジャンプコンボではリズムを含む)
  4. ジャンプの前にステップ、予想外または創造的な入り方
  5. 踏切から着氷までの身体の姿勢が非常に良い
  6. 要素が音楽に合っている

スピン

  1. スピン中の回転速度および/または回転速度の増加が十分
  2. 良くコントロールされた、明確な姿勢(フライングスピンの場合には高さ、空中/着氷姿勢を含む)
  3. 開始から終了まで無駄な力が全く無い
  4. 回転軸を維持する
  5. 創造的および/またはオリジナリティがある
  6. 要素が音楽に合っている

ステップシークェンス

  1. エッジが深く、明確なステップおよびターン
  2. 要素が音楽と合っている
  3. エネルギー、流れ、出来栄えが十分で、開始から終了まで無駄な力が全く無い
  4. 創造的および/またはオリジナリティがある
  5. 全身の優れた関わりとコントロール
  6. シークエンス中の加速および減速が十分

コレオグラフィックシークェンス

  1. 創造的および/またはオリジナリティがある
  2. 要素が音楽と合っており、プログラムのコンセプト/特徴を反映している
  3. エネルギー、流れ、出来栄えが十分で、開始から終了まで無駄な力が全く無い
  4. 氷面を十分にカバーしている、またはパターンが興味深い
  5. 十分に明確で正確
  6. 全身の優れた関わりとコントロール

エラーに対する引き下げ

無価値(no value)要素はジャッジパネルに示される。そのような要素のGOEは結果に影響しない。
複合エラーの場合には、それぞれのエラーに対するGOEの引き下げが合算される。

ステップシークェンス

ステップシークェンス
拡大

追加的な諸注意

プログラム・コンポーネンツ

プログラム中に重大なエラーが1つ含まれた場合、アイスダンスでは全てのコンポーネンツで最高は9.75点。シングル&ペアではスケート技術・要素のつなぎ・構成力は最高9.75点、演技力・曲の解釈は最高9.5点

プログラム中に重大なエラーが複数含まれた場合、アイスダンスは全てのコンポーネンツで最高は8.75点。シングル&ペアではスケート技術・要素のつなぎ・構成力は最高9.25点、演技力・曲の解釈は最高8.75点

重大なエラーとは転倒、プログラム中の演技中断、演技構成および/または音楽との関連性において全体/連続性/流れに影響を及ぼす失敗を指す

このスコア制限は極めて劣るレベルのスケーターから傑出したレベルのスケーターまで、全てのレベルのスケーターに適応されなければならない

GOE判定

以下のようなエラーがある場合には、評価の起点となるGOEは+2を超えてはならない

転倒、両足着氷、着氷でのステッピングアウト、間違ったエッジ(e)、ダウングレード判定(<<)、リフト中の重大な問題、ツイストリフトのキャッチでの重大な問題、ステップシークエンスとコレオグラフィックシークエンスにおける音楽との不一致、あらゆる要素における複数エラー(例:1つのジャンプに(!)と(<)がついた場合)

ジャンプ
回転不足(<):回転不足が1/4回転超、1/2回転未満の場合はGOEを-2~-3引き下げる。
1/4回転不足で着氷(q):“q”をテクニカル・パネルが付け、GOEは-2引き下げる。

スピン
難しい入り方および/または難しい出方:スピンの一部とみなしてGOEに影響する。

コレオグラフィック・シークェンス
コレオグラフィックムーブメント間のつなぎの欠如:その動作はプログラムの構成を反映・補完するものでなければならない。また、ひとつながりで行われるべきであり、途切れてはならない。

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