競技解説

ISUテクニカルスペシャリスト岡崎真さん監修

フィギュアスケートは、ジャンプ・スピン・ステップなどの「エレメンツ(技術要素)」と、スケーティングスキル・トランジッション・ パフォーマンスなどの 「プログラムコンポーネンツ(演技構成)」を様々な要点と角度から判定し得点を競うスポーツ。このページでは男女シングルとペア、アイスダンスのエレメンツの必須要素と、 シングル競技の採点表の見方を説明しています。ルールや採点方法がわかれば、もっともっと楽しく観戦できます!

※2018-2019シーズンのルールに基づいて作成されています。

昨年からの主な変更点

  • 各エレメンツの基礎点(ベースバリュー)の見直し
  • 各エレメンツの出来栄え(GOE)を+3~-3の7段階から+5~-5の11段階へ変更し、ジャンプコンビネーション、ジャンプシークエンス(シングル、ペア)は難度が高い方のジャンプのものをGOEの数的価値とし、「1つの単位」として評価
  • ジャンプシークエンスは、2個のジャンプの基礎値の和に係数0.8を乗じたものをジャンプシークエンスの基礎値とする
  • 演技後半のジャンプ要素の基礎値のボーナス加点(1.1倍)は、ショートプログラムは最後の1本、フリースケーティングは最後から3本のジャンプに制限
  • 3連続のジャンプコンビネーションの間のハーフループの名称をオイラー(Euler)とし基礎点(ベースバリュー)を新設、シングルループと区別
  • 今季からは不足している回転が”1/4 回転以上 、1/2 回転未満”の場合には回転不足と判定
  • コレオグラフィックシークエンスの基礎点(ベースバリュー)が2点から3点に変更
  • フリースケーティングの演技時間が4分30秒から4分に短縮(シニア男子シングル、シニアペア)
  • フリースケーティングのジャンプが8つから7つに(シニア男子シングル)
  • フリースケーティングでの繰り返すことができる4回転ジャンプは1種類1回までに(シングル)
  • いかなるスピンにおける足換えにも、足換え前後にスピン姿勢が少なくとも3回転なければならない。この要求を満たさなければ、そのスピンはフリースケーティングでは“V“の記号が付きショートプログラムでは“無価値”となる(シングル)
  • スピンにおけるシットサイドの姿勢は、身体をひねる、倒す、上を見上げる、フリーレッグを遠くに伸ばすなど肉体的強さまたは柔軟性があり、体幹部のバランスに影響を与えるものでなければならない(シングル)
  • ソロスピンはショートプログラムに、ペアスピンはフリースケーティングに固定(ペア)
  • ショートダンス(SD)がリズムダンス(RD)へ名称変更(アイスダンス)
  • 基礎点(ベースバリュー)にLevelBを導入(アイスダンス)
  • コンビネーションエレメンツは男女それぞれ価値尺度(SOV)で判定し、出来栄え(GOE)は1つの単位として評価する(アイスダンス)
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シニア 男子シングル

レイバックイナバウアー レイバック イナバウアー

ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種目を滑走する

<ポイント>

4回転ルッツやフリップ、ループと、高難度のジャンプに挑戦する選手が増えたが、ジャンプ以外の要素を取りこぼさないことが勝利への鍵。

ショートプログラム

自分で選んだ音楽の曲想を表現する。ジャンプ、スピン、ステップからなる合計7つの要素で構成されたプログラムを滑走。演技時間:2分40秒 ±10秒

a)アクセル系のジャンプ:ダブルまたはトリプルアクセル

トリプルアクセルをアクセルジャンプとして行った場合、単独のジャンプまたはジャンプ・コンビネーションで繰り返し行うことはできない

b)単独のジャンプ:あらゆるトリプルまたはクワドラプルジャンプ

単独のジャンプでは、ジャンプの前に課されていたコネクティングステップ、またはこれに匹敵する他のフリー・スケーティング動作は要件ではない

c)ジャンプコンビネーション:ダブルとトリプル、2つのトリプル、クワドラプルとダブルまたはトリプル

単独のジャンプと異なる種類でなければならない(単独のジャンプとしてクワドラプルジャンプを行った場合異なるクワドラプルジャンプを含むことができる)

d)フライングスピン

単一姿勢のスピンとは異なる着氷姿勢のフライングスピン
着氷後最少8回転

f)スピンコンビネーション

1回のみの足換えあり、少なくとも2つの異なる基本姿勢を含まなければならない
各足最少6回転(合計12回転)
スピンはジャンプで開始してはならないが、足換えは踏み換えで行ってもジャンプで行ってもよい、また足換えと姿勢変更は同時に行っても別々に行ってもよい

g)ステップ

ステップシークエンスの中には、いかなる採点対象外のジャンプを含めてもよい

フリースケーティング

自分で選んだ音楽の曲想を、原則的に自由な演技で表現。プログラムに含むことのできる要素を構成して滑走。演技時間:4分 ±10秒

<ジャンプ>
  • 最大7回
  • ジャンプのうち1つはアクセル型ジャンプでなければならない(または含まれなければならない)
  • 単独のジャンプはいかなる回転数でもよい
  • アクセルを含むいかなるダブルジャンプも(単独ジャンプでも、コンビネーション/シークエンスの一部としても) 全部で2回を超えて含んではならない
  • すべてのトリプルおよびクワドラプルジャンプのうち、2種類のみを2回行うことができ、その2種類の繰り返しのうち1種類のみクワドラプルジャンプが可能
    これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される
    これら2回行った両方が単独のジャンプの場合、これらの単独のジャンプのうち2つめに記号“+REP(繰り返し)”が付き、本来の基礎値の70%になる
  • 同じジャンプ名のトリプルジャンプとクワドラプルジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる
  • いかなるトリプルまたはクワドラプルジャンプも2回を超えて試みられてはならない
  • ジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスは、最大3回までフリープログラムの中で認められる
  • ジャンプコンビネーションは同一または異なるシングル、ダブル、トリプルまたはクワドラプルジャンプで構成してよい
    1つのジャンプコンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとする
  • ジャンプコンビネーションは、ジャンプの着氷足が次のジャンプの踏み切り足となり、GOEによる減点はあるものの、 ジャンプとジャンプの間に氷上で完全に1回転したり、体重移動を伴わないフリー・フットの氷へのタッチ・ダウンがあってもコンビネーションとして認定される
    オイラージャンプ(ハーフループ)はコンビネーションで2つのSOV表内ジャンプの間で用いられると採点対象ジャンプとなる
  • ジャンプシークエンスは任意の回転数の2つのジャンプで構成され、任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの着氷のカーブからアクセルジャンプの踏み切りのカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くもの
<スピン>
  • 最大3回
  • スピンコンビネーション
  • フライングスピンまたはフライングエントランスのスピン
    単一姿勢のスピン
    スピンコンビネーションは最少10回転、それ以外は最少6回転
<ステップ>
  • 氷面を十分に活用したステップシークエンス どのような種類のステップシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、 短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップシークエンスの要件を満たすとはみなされないステップシークエンスの中でジャンプを行ってもよい
  • コレオグラフィックシークエンス
    ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッドイーグル、イナバウアー、ハイドロブレーディング、 最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成され、ジャンプ、スピンを行ったものとして数えない
    どのような種類のコレオグラフィックシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
    この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOE のみで評価する
  • コレオグラフィックシークエンスは、ステップシークエンスの前後いずれに行ってもよい
※スピンのポジションとして認められるには連続した2回転が必要
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シニア 女子シングル

ビールマン ビールマン

男子同様ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種類を滑走

<ポイント>

トップ選手には3回転+3回転のコンビネーションジャンプは必須。スピン、ステップや表現力など、他の要素も優れていれば大きな武器となる。

ショートプログラム

自分で選んだ音楽の曲想を表現する。ジャンプ、スピン、ステップからなる合計7つの要素で構成されたプログラムを滑走。演技時間:2分40秒 ±10秒

a)アクセル系のジャンプ:ダブルまたはトリプルアクセル

トリプルアクセルをアクセルジャンプとして行った場合、単独のジャンプまたはジャンプコンビネーションで繰り返し行うことはできない

b)単独のジャンプ:あらゆるトリプル・ジャンプ

単独のジャンプでは、ジャンプの前に課されていたコネクティングステップ、またはこれに匹敵する他のフリー・スケーティング動作は要件ではない

c)ジャンプコンビネーション: ダブルとトリプル、2つのトリプル

単独のジャンプと異なる種類でなければならない

d)フライングスピン:単一姿勢のスピンとは異なる着氷姿勢のフライングスピン

あらゆるタイプのフライングスピン
着氷後最少8回転

e)単一姿勢のスピン

レイバックまたはサイドウエイズリーニングあるいは足換え無しのシット/キャメル
フライングスピンのランディングポジションとは異なるもの
最少8回転(規定の姿勢で)

f)スピンコンビネーション

1回のみの足換えあり、少なくとも2つの異なる基本姿勢を含まなければならない
各足最少6回転(合計12回転)

g)ステップ

氷面を十分に活用したステップシークエンス
ステップシークエンスの中には、いかなる採点対象外のジャンプを含めてもよい

フリースケーティング

自分で選んだ音楽の曲想を、原則的に自由な演技で表現。プログラムに含むことのできる要素を構成して滑走。演技時間:4分 ±10秒

<ジャンプ>

ジャンプ要素には単独ジャンプ、ジャンプコンビネーションおよびジャンプシークエンスがある

  • 最大7回
  • ジャンプのうち1つはアクセル型ジャンプでなければならない(または含まれなければならない)
  • 単独のジャンプはいかなる回転数でもよい
  • アクセルを含むいかなるダブルジャンプも(単独ジャンプでも、コンビネーション/シークエンスの一部としても) 全部で2回を超えて含んではならない
  • すべてのトリプルおよびクワドラプルジャンプのうち、2種類のみを2回行うことができ、その2種類の繰り返しのうち1種類のみクワドラプルジャンプが可能
    これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される
    これら2回行った両方が単独のジャンプの場合、これらの単独のジャンプのうち2つめに記号“+REP(繰り返し)”が付き、本来の基礎値の70%になる
  • 同じジャンプ名のトリプルジャンプとクワドラプルジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる
  • いかなるトリプルまたはクワドラプルジャンプも2回を超えて試みてはならない
  • ジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスは、最大3回までフリープログラムの中で認められる
  • ジャンプコンビネーションは同一または異なるシングル、ダブル、トリプルまたはクワドラプルジャンプで構成してよい
    1つのジャンプコンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとする
  • ジャンプコンビネーションは、ジャンプの着氷足が次のジャンプの踏み切り足となり、GOEによる減点はあるものの、ジャンプとジャンプの間に氷上で完全に1回転したり、体重移動を伴わないフリー・フットの氷へのタッチ・ダウンがあってもコンビネーションとして認定される
  • オイラージャンプ(ハーフループ)はコンビネーションで2つのSOV表内ジャンプの間で用いられると採点対象ジャンプとなる
  • ジャンプシークエンスは任意の回転数の2つのジャンプで構成され、任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの着氷のカーブからアクセルジャンプの踏み切りカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くもの
<スピン>
  • 最大3回
  • スピンコンビネーション
  • フライングスピンまたはフライングエントランスのスピン
  • 単一姿勢のスピン
    スピンコンビネーションは最少10回転、それ以外は最少6回転
<ステップ>
  • 氷面を十分に活用したステップシークエンス
    どのような種類のステップシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップシークエンスの要件を満たすとはみなされない
    ステップシークエンスの中でジャンプを行ってもよい
  • コレオグラフィックシークエンス
    ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッドイーグル、イナバウアー、ハイドロブレーディング、最大2回転までのあらゆるジャンプ、スピンなどあらゆる種類の動作から構成され、ジャンプ、スピンを行ったものとして数えない
    どのような種類のコレオグラフィックシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
    この要素には固定された基礎値があり、ジャッジのGOE のみで評価する
  • コレオグラフィックシークエンスは、ステップシークエンスの前後いずれに行ってもよい
※スピンのポジションとして認められるには連続した2回転が必要
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シニア ペア

リフト リフト

男女1名ずつで組み、ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種目を滑走する

<ポイント>

シングルの技術を基礎とし、ペア独自の要素であるリフト、スロージャンプ、デススパイラルなどが加わる。4回転スロージャンプに挑戦するカップルも増えている。

ショートプログラム

規定された7つの必須要素(リフト、ジャンプ、スピン、ステップシークエンス)でプログラムを構成。演技時間:2分40秒 ±10秒

a)リフト

男性が女性の両手を持って、まっすぐ持ち上げる、全てのハンド・トゥ・ハンドポジション グループ4 (プレスリフトタイプ)
規定されたオーバーヘッドリフトテイクオフのみ許される
ショートプログラムではリフトの中にキャリーを含むことができるが、レベルをあげる特徴とはしない

b)ツイストリフト

男性が女性を持ち上げ、女性を空中に放り投げて回転させたのち、男性が受け止める、2回転または3回転。ルッツまたはフリップで踏み切り

c)スロージャンプ

男性が空中に女性を放り投げるようにして、女子をジャンプさせる、2回転または3回転

d)ソロジャンプ

2回転または3回転

e)ソロスピンコンビネーション

足換え1回のみ、少なくとも2種類の基本姿勢(要件を満たすには両パートナーが3回以上)、各足最少5回転、足換えはステップまたはジャンプから開始でもよく両パートナーが同時でも別々でもよい

f)デススパイラル

バックワード・アウトサイド
男子女子ともにデススパイラル姿勢(男性は完全なピボットポジション、女性の頭は膝と同じレベル)、少なくとも1回転

デス・スパイラル デス・スパイラル

g)ステップシークエンス

氷面を十分に活用

※スピンのポジションとして認められるには連続した2回転が必要

フリースケーティング

自分で選んだ音楽の曲想を表現。規定された要素を含むバランスの良いプログラムを滑走。演技時間:4分±10

<ジャンプ>

ジャンプ要素には単独ジャンプ、ジャンプコンビネーションおよびジャンプシークエンスがある

  • 最大7回
  • ジャンプのうち1つはアクセル型ジャンプでなければならない(または含まれなければならない)
  • 単独のジャンプはいかなる回転数でもよい
  • アクセルを含むいかなるダブルジャンプも(単独ジャンプでも、コンビネーション/シークエンスの一部としても) 全部で2回を超えて含んではならない
  • すべてのトリプルおよびクワドラプルジャンプのうち、2種類のみを2回行うことができ、その2種類の繰り返しのうち1種類のみクワドラプルジャンプが可能
    これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される
    これら2回行った両方が単独のジャンプの場合、これらの単独のジャンプのうち2つめに記号“+REP(繰り返し)”が付き、本来の基礎値の70%になる
  • 同じジャンプ名のトリプルジャンプとクワドラプルジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる
  • いかなるトリプルまたはクワドラプルジャンプも2回を超えて試みてはならない
  • ジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスは、最大3回までフリープログラムの中で認められる
  • ジャンプコンビネーションは同一または異なるシングル、ダブル、トリプルまたはクワドラプルジャンプで構成してよい
    1つのジャンプコンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとする
  • ジャンプコンビネーションは、ジャンプの着氷足が次のジャンプの踏み切り足となり、GOEによる減点はあるものの、ジャンプとジャンプの間に氷上で完全に1回転したり、体重移動を伴わないフリー・フットの氷へのタッチ・ダウンがあってもコンビネーションとして認定される
  • オイラージャンプ(ハーフループ)はコンビネーションで2つのSOV表内ジャンプの間で用いられると採点対象ジャンプとなる
  • ジャンプシークエンスは任意の回転数の2つのジャンプで構成され、任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの着氷のカーブからアクセルジャンプの踏み切りカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くもの
<リフト>
  • リフト
    3回まで(同じグループから3 つを行ってはならない。リフトする腕を十分に伸ばしたもの)
  • ツイストリフト
    1回まで
    フリースケーティングの女性のテイクオフはルッツ/フリップ以外の踏切りでもよい(トウループ、アクセル)
    回転数に上限はなし
<ジャンプ>
  • スロージャンプ
    2回まで(異なる種類で、または異なる回転数で)
  • ソロジャンプ
    1回まで
  • ジャンプコンビネーション、またはジャンプシークエンス
    1回まで
    ジャンプコンビネーションは2つまたは3つのジャンプを含むことができる
    ソロジャンプを加えて2回転を超えるジャンプはすべて異なったもの、しかし、ジャンプコンビネーションあるいはジャンプシークエンスの中で繰り返すことはできる
    ジャンプシークエンスは任意の回転数の2つのジャンプで構成され、任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの着氷のカーブからアクセルジャンプの踏み切りのカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くもの
※スピンのポジションとして認められるには連続した2回転が必要
<スピン>
  • ペアスピンコンビネーション
    1回まで。コンビネーションは両パートナーとも少なくとも足換え1回を含めるが、同時に行う必要はない。また少なくとも1回の姿勢変更(シット、キャメル、アップライト、またはそのバリエーション)が必要
    最少8回転以上
    ペアスピンコンビネーションはジャンプから開始することもできる
  • デススパイラル
    1回まで
    ショートプログラムと違うもの(バックワード・アウトサイド以外)
    少なくとも1回転(男性は完全なピボットポジション、女性の頭は膝と同じレベル)
<シークエンス>
  • 1回まで
    どのような種類のコレオグラフィックシークエンスを行うかの選択は全く競技者の自由だが、シークエンスははっきりと目に見えるものでなければならない
    2回転までのジャンプ、スピン、小さいリフトを含むことができ、ジャンプ、スピン、小さいリフトを行ったものとして数えない
    レベルは固定し、GOEでその質を評価する
※スピンのポジションとして認められるには連続した2回転が必要
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シニア アイスダンス

アイスダンスリフト アイスダンスリフト

男女一名ずつで組み、リズムダンス(RD)とフリーダンス(FD)の2種目を滑走する

<ポイント>

男女シングル、ペアと違い、1回転半以上のジャンプや、男性が女性を自分の肩より上にあげるリフトなどは禁止され、より正確なエッジ、ターンが求められる。

リズムダンス

シーズン毎に指定されるリズムとテーマに合わせ、規定要素が含まれたプログラムを滑走する。演技時間:2分50秒±10秒

  • リズム
    タンゴ、またはタンゴともうひとつのリズム
<パターンダンスエレメンツ>
  • タンゴロマンチカ第1セクション ステップ#1-27
  • タンゴロマンチカ第2セクション ステップ#28-49
※第1セクションと第2セクションは連続滑走、スタートのステップ#1はジャッジの左側から滑り始めること
<ダンスリフト>
  • ショートリフト(ステーショナルリフト、ストレートラインリフト、 カーブリフト、 ローテーショナルリフト (7秒以内))1回
<ステップシークエンス>
  • ステップシークエンス スタイルB(ホールドあり、ノットタッチ(非接触)、またはそれらのコンビネーション)1回
※ミッドライン、ダイアゴナル、サーキュラーステップから選択 ※ストップは1回まで5秒以内で、逆行は2小節以下で1回まで で許されたストップから始まること、ループは認めない、ホー ルドはレベル要件に含めない、ダンススピンと移動を伴わな いコレオグラフィックスピニングムーブメントはストップとなる
<シークエンシャルツイズル>
  • コンビネーションセットオブシークエンシャルツイズル1回

フリーダンス

自由なリズムで構成されたプログラム。 リフト、ダンススピン、ステップシークエンス、シンクロナイズドツイズルなどの規定された要素を使用し、バランスの良いプログラムを滑走すること。 演技時間:4分±10秒

a)ダンスリフト

  • 異なるタイプのショートリフト(ステーショナルリフト、ストレートラインリフト、 カーブリフト、 ロテーショナルリフト (7秒以内))3回
    または
  • ショートリフト1回とコンビネーションリフト(異なるショートリフトを組み合わせたもの(12秒以内))1回

b)ダンススピン

  • スピン または コンビネーションスピン1回

c) ステップシークエンス

  • ステップシークエンス スタイルB(ホールドあり)1回
※ミッドライン、ダイアゴナル、サーキュラー、サーペンタインステップから選択 ※逆行は1回のみで音楽の2小節を超えてはならない、セパレーションは両手間隔を超えない範囲かつ5秒以内、ループは認めないが逆行の際の小さなものは容認、ハンドインハンドホールドは完全に腕を伸ばし切らないこと、ストップは認めない
  • コンビネーションワンフットステップシークエンス
※それぞれがノットタッチ(非接触)で片足で同時にターンを行うこと ※コンビネーションワンフットステップシークエンスは男女それぞれの基礎値で判定し、GOEは1つの単位として評価する

d) コレオグラフィックエレメンツ

  • 異なるコレオグラフィックエレメンツ3回
    うち、1回はコレオグラフィックキャラクターステップシークエンス(プログラムのどこで始めてもかまわない、 ショートアクシス辺りでフェンスからフェンスまで進まなければならない、ホールドでもノットタッチ(非接触)でもかまわない)
    うち、2回はコレオグラフィックダンスリフト(最低3秒以上10秒以内、ダンスリフトの必須規定要素をすべて終了後に実施)、 コレオグラフィックスピニングムーブメント(プログラムのどこで始めてもかまわない、それぞれがホールドして最少2回転)、 コレオグラフィックツイズリングムーブメント(セットオブツイズルの必須規定要素が終了後実施の2つの部分からなるもの)、 コレオグラフィックスライディングムーブメント(プログラムのどこで始めてもかまわない、それぞれが制御されたスライディング動作を氷の上で実施)より選択
※コレオグラフィックスライディングムーブメント以外は氷に片手、または両手をついてはならない
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点数の見方

採点表・ショート
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採点表・フリー
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※この採点表は、シングルの採点表です。

フリースケーティング

自分で選んだ音楽の曲想を、原則的に自由な演技で表現。プログラムに含むことのできる要素を構成して滑走。演技時間:4分 ±10秒

<採点表の見方>
  1. フィギュアスケートの採点は、技術点(トータルエレメンツスコア/TES)と演技構成点(プログラムコンポーネンツスコア/PCS)の合計得点(トータルセグメントスコア/TSS)からなります。
  2. 採点はジャンプの種類、回転数の判定やステップ、スピンなどのレベルを判定するテクニカルパネルと、各エレメンツの出来栄えと演技構成点を採点するジャッジパネルが担当します。
  3. シニアのシングルの場合、SPでは男女ともに7つ、FSでは男女ともに12の技術要素が必須となり、ジャンプ、ステップ、スピンなど全ての技術要素に基礎点が定められています。
  4. テクニカルパネルはジャンプの回転が十分に足りているか、フリップ、ルッツが正しいエッジで踏み切っているかを判定します。回転の不足している範囲や、踏み切りエッジエラーの程度によって基礎点が変わります。
  5. ステップ、スピンや、カップル競技のリフト、デススパイラルなどは、テクニカルパネルによってレベル1からレベル4に判定されます。レベルを得るための要件の特徴をいくつ満たしたかによって難度レベルが変わり、レベル4が最高基礎点となります。
  6. テクニカルパネルが認定した技術要素の基礎点に加えて、1つ1つの要素の出来栄えを+5から-5までの間でジャッジパネルが評価するGOE(Grade of Execution)と呼ばれる加減点を足したものが技術点となります。技術点はテクニカルエレメンツスコアとも呼ばれます。
  7. 演技構成点は、ファイブコンポーネンツとも呼ばれ、5つの項目(5つの項目(スケート技術・要素のつなぎ・演技力・構成力・曲の解釈)についてジャッジが10点満点(0.25刻み)で評価します。 得点には種目ごと、技術点と得点が近くなるよう加重係数(Factor)がかけられています。今シーズンより指針として、1)転倒または重大なエラーを1つでも含む演技には、どのコンポーネンツに対しても10点を与えるべきではない、 2)転倒または重大なエラーを複数含む演技には、スケーティングスキル、 トランジション、コンポジションに対して9.5点以上を与えるべきではなく、パフォーマンス、 インタープリテーションに対して9.0点以上を与えるべきではない、とされました。
  8. GOEと演技構成点は、複数のジャッジパネルが出した点数の最高値と最低値を除いた平均値となります。
  9. 転倒や演技中断、時間超過、衣装違反などは減点(Deductions)の対象となります。転倒は1回につき『-1』減点ですが、 シニアでは3~4度目は1回につき『-2』、5度目以降は1回につき『-3』減点されます。演技後半のジャンプはボーナスとしてショートプログラムは最後の1つ、 フリースケーティングでは最後の3 つのジャンプ要素の基礎点が1.1倍になり、採点表上では「X」マークがつきます。

減点対象:演技時間違反、衣装/小道具違反、衣装の一部/装飾品の氷上落下(1個以上)、違反要素/動作、演技中の転倒、 演技実施中の中断/中継地点から3分以内に再滑走することが許された場合の演技中断、演技開始の遅れ

プログラムコンポーネンツの分類

プログラムコンポーネンツの分類
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価値尺度(SOV)

トリプルアクセル トリプルアクセル

ジャンプ基礎点

ジャンプ基礎点
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*Euler (half-loop) when used in combinations
between two listed jumps
*オイラーは、コンビネーションで2つの表内ジャンプの間で 用いられると、SOV表に示された価値を持つ表内ジャンプ(1Eu)となる

スピン基礎点

スピン基礎点
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ステップと
コレオグラフィックシークエンスの基礎点

ステップとコレオグラフィックシークエンスの基礎点
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諸注意

  1. 価値尺度(SOV)は、パーセンテージの原則に基づいている。GOEを1段階上げる/下げることは、その要素の得点を、基礎値(BV)の10%ずつ増やす/減らすことになる。
  2. コレオグラフィックシークエンスでは、このパーセンテージの大きさはGOEのどの段階においても同じであるが、他の要素よりも大きくしている。
  3. 記号 「<」「e」「V」が付いている要素では、パーセンテージは要素の完全な基礎値から算出するのではなく、減らされた基礎値から算出する。
  4. ジャンプコンビネーション/ジャンプシークエンスでは、最も難しいジャンプの数値をGOEの計算に用いるが、記号「<」「e」を考慮する。(例:基礎値が4.2 である3T は、減らされた基礎値が3.98 である3F< よりも難しいジャンプであるとみなす)
  5. 前述の注意は、ジャンプの基礎値を70%とする記号「+Rep」とは関係ない。記号「+Rep」が付いた場合には、GOEは本来の基礎値のパーセンテージのものが用いられる。記号「+Rep」は、出来栄えとは関係がないからである。
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難度レベル

各レベルの特徴の数:レベル1は1個 レベル2は2個 レベル3は3個 レベル4は4個

ステップシークエンス

  1. シークエンス中の難しいターンおよびステップが、最低限に多様 (レベル1)、やや多様(レベル2)、多様 (レベル3)、複雑(レベル4)である(必須)
  2. 完全に体が回転する両方向(左と右)への回転。各回転方向とも全体でパターンの 少なくとも1/3はカバーすること
  3. 少なくともパターンの1/3において身体の動きを使っている
  4. シークエンスの中に明確なリズムで実行する難しい3 つのターンの組み合わせ。各足異なるものを1つずつ
    数えられるのは、各足とも最初に試みられた組み合わせのみである

すべてのスピン

  1. 難しいバリエーション(下記の制限内であれば行われるごとに数える)
  2. ジャンプにより行われる足換え
  3. スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ
  4. 足を換えずに行われる難しい姿勢変更
  5. スピンへの難しい入り方
  6. シット姿勢またはキャメル姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢での明確なエッジの変更 (シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ)
  7. (1回目の)足換え後の足で3基本姿勢すべてを行う
  8. シット姿勢またはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン
  9. キャメル姿勢、シット姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢での明確な回転速度の増加
  10. 姿勢/バリエーション、足、エッジを変更せずに少なくとも8回転(キャメル、レイバック、 基本姿勢の難しいバリエーション、非基本姿勢の難しいバリエーション(スピンコンビネーションのみ))
  11. フライングスピン/フライングエントランススピンにおけるフライングエントリーの難しいバリエーション(明確化も参照のこと)

レイバックスピンに対する追加的な特徴項目

  1. バックからサイドまたはその反対への1 回の明確な姿勢変更。それぞれの姿勢で少なくとも 回転ずつ。 (ほかのスピンの一部分としてレイバックスピンが行われた場合も数える)
  2. レイバックスピンからのビールマン姿勢(SP - レイバックスピンで8 回転してから)

特徴 2 - 9、11 - 13 を数えるのは、プログラム中で(最初に試みられた)一度のみである。 特徴10を数えるのは、プログラム中で一度のみである(ただし、成し遂げられた最初のスピンにおいてのみであり、 このスピンの中で左右いずれの足でも8回転が行われた場合は、スケーターの有利になるようにどちらか一つを数える)。 基本姿勢での難しいバリエーションは、いずれのカテゴリーもプログラム中で(最初に試みられた)一度のみ数えられる。 非基本姿勢での難しいバリエーションが数えられるのはスピンコンビネーションだけであり、プログラム中で(最初に試みられた)一度のみである。 いずれの足換えを伴うスピンでも、一方の足で獲得することができる特徴の数は最大2個である。

要素の要件 (*明確化も参照のこと)

<ジャンプ>
  1. 十分な回転:記号(<) および記号(<<) はエラーを示している
    記号(<) が付いたジャンプの基礎値は、SOV 表に記載されている
    記号(<<) が付いたジャンプは1回転少ない同じジャンプの価値尺度(SOV)により評価される。
  2. F/Lz における正しい踏み切りエッジ:記号(e) および記号(!) はエラーを示している
    記号(e) が付いたジャンプの基礎値は、SOV 表に記載されている
    記号(!) はそのジャンプの本来の基礎値をそのまま用いる
    1 つのジャンプに記号(<) と記号(e) が同時に付いた場合には、そのジャンプの基礎値は、SOV 表に記載されている。
<スピン>
  1. ショートプログラム、フリースケーティングにおける(足換え無しで1姿勢のみの)フライングスピンでは以下が要求される:
    はっきりと分かるジャンプを行うこと。記号(V)は、この要求事項が満たされなかったことを示している。記号(V) が付いたスピンの基礎値は、SOV表に記載されている。
  2. 基本姿勢が2種類のみの(それぞれの基本姿勢で少なくとも2 回転を回っている)スピンコンビネーションの基礎値はSOV表に記載されている。
  3. 足換えを伴うすべてのスピンは、各足とも3 回転が必要である。ショートプログラムにおいてこの要件が満たされない場合には、そのスピンは無価値(No Value)となる。 フリースケーティングにおいては、記号(V)は、この要件が満たされていないことを示している。記号(V) が付いたスピンの基礎値は、SOV 表に記載されている。
  4. 足換えを伴う単一姿勢のスピンは、各足とも基本姿勢での2 回転が必要である。ショートプログラムにおいてこの要件が満たされない場合には、 そのスピンは無価値(No Value)となる。フリースケーティングにおいては、記号(V)は、この要件が満たされていないことを示している。 記号(V) が付いたスピンの基礎値は、SOV 表に記載されている。

明確化

<ステップシークェンス>
  • 難しいターンおよびステップの種類
    ツイズル、ブラケット、ループ、カウンター、ロッカー、チョクトウ
  • 最低限に多様とは 少なくとも5 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までである
  • やや多様なとは 少なくとも7 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までである
  • 多様なとは 少なくとも9 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までである
  • 複雑なとは 少なくとも11 個の難しいターンおよびステップを含み、どの種類も数えてよいのは2 個までであり、5 種類は両方向で行われなければならない
  • 身体の動きを使っているとは 合計すればステップシークェンスのパターンの少なくとも1/3 は両腕、頭、胴体、ヒップ、 両脚の動きをはっきりと使い、これらの動きが体幹のバランスに影響を及ぼしていることを意味する
  • 難しいターンの組み合わせでは 同じ順序、同じエッジ、同じ足で行われた同じターンで構成されている場合には、その組み合わせは同じものとみなされる
<スピン>
  • スピン姿勢の難しいバリエーションとは
    身体の部分すなわち脚、腕、手、頭などの動きが大きな肉体的強さや 柔軟性を要し,体幹部のバランスに影響を与えるものである。これらのバリエーションだけがレベルを上げる
    難しいバリエーションには11のカテゴリーがある.その中の3 カテゴリーはキャメル姿勢であり,肩のラインに基づいて区分している. 肩のラインが氷面に平行であるキャメル・フォワード(CF)、肩のラインを氷面と垂直位置にまでひねるキャメル・サイドウェイズ(CS)、 肩のラインを氷面と垂直位置を超えてひねるキャメル・アップワード(CU)がある
    難しいキャメル姿勢を準備する間にフリー・レッグの位置が長々と下がる場合には、該当するレベル特徴は与えられるが、 ジャッジは「拙劣な/ぎこちない/美しさを損ねる姿勢」であるとしてGOE の引き下げを適用する
  • “ジャンプによって行われる足換え”および“スピンの中で足を換えずに行われるジャンプ” これらがレベル特徴として数えられるのは、スケーターが着氷後の最初の2 回転以内に基本姿勢に達する場合のみである
  • “シット姿勢またはキャメル姿勢でのただちに続けて行う両方向のスピン” シット、キャメルの基本姿勢で両方向 (時計回りと反時計回り)へのスピンをただちに続けて行なった場合、レベルを上げるための特徴としてカウントする。 第1 部分の出のカーブまたは第2 部分の入りのカーブが長い場合は、GOE の採点に反映される。各回転方向 少なくとも3 回転が必要である。 このように両方向に行なわれたスピンは1つのスピンとみなされる
  • “フライングスピン/フライングエントリースピンにおけるフライング姿勢の難しいバリエーション” これらがレベル特徴として数えられるのは、そのフライング姿勢が実際に難しく、スケーターが着氷後の2 回転以内に基本姿勢に達する場合のみである。 通常のフライングキャメルの入りを行っていても、(別のスピンで行う)難しいフライングエントランスをレベル特徴として数えることができる。
  • ウィンドミル(イリュージョン) 最初に試みられた一度のみレベル特徴に数える。
<ジャンプ>
  • 不足している回転が、1/4 回転以上 1/2 回転未満の場合には、そのジャンプは回転不足 (Under-rotated)とみなされる。
  • フリップはバックワード・インサイド・エッジから踏み切る。ルッツはバックワード・アウトサイド・エッジから踏み切る。
    テクニカルパネルは、踏み切りエッジについて判定し、記号 (e) および記号 (!) を用いてエラーを示す。重度のエラー(記号(e) ) の場合にはそのジャンプの基礎値およびGOE が引き下げられる。小さなエラー(記号 (!) )の場合には、基礎値は本来の基礎値のままでありGOE が引き下げられる。
  • ショートプログラムにおいては、要件を満たさない(回転数が間違っている場合を含めて)ジャンプは、 無価値(no value)となるが、まだ空きがある場合はジャンプのボックスを占める。2 つのダブルジャンプから構成されるジャンプコンビネーションが認められていない場合 (シニア男子、シニア女子、ジュニア男子)には、(記号<, <<, e を 考慮した後の)本来の基礎値が低い方のジャンプの価値はジャンプコンビネーションの基礎値には含まない (例: 2Lz+2T*、 2T*+2Lo、 2Lz<+2T*、2F<<*+2T)
  • ショートプログラムにおける繰り返し
    同一のジャンプがソロジャンプとして行われ、かつジャンプコンビネーションの一部としても行われた場合、 繰り返されたジャンプのうち後に行われたものはカウントされない(後に行われたものがジャンプコンビネーションの一部として行われた場合, 繰り返し要件に違反する個々のジャンプのみがカウントされない)
  • フリースケーティングにおける余分なジャンプ要素
    余分なジャンプが行われた場合、要件に違反する個々の ジャンプのみが無価値となる。実施順により余分なジャンプとみなす。
<フリースケーティング、ジャンプシークェンス>
  • ジャンプシークェンス
    任意の回転数の2つのジャンプで構成され,リストにある任意のジャンプで開始し、最初のジャンプの"ランディングカーブからアクセルジャンプのテイクオフカーブに直接踏み込み、直ちにアクセルタイプのジャンプに続くものである。"
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GOE採点ガイドライン(シングル)

プラス面

++ 1 : 1 項目 + 2 : 2 項目 + 3 : 3 項目 + 4 : 4 項目 + 5 : 5 項目以上
+ 4 および+ 5 には、太字で強調表示されている最初の3つの項目が満たされていなければならない。

ジャンプ要素

  1. 高さおよび距離が非常に良い(ジャンプコンボおよびシークエンスでは全ジャンプ)
  2. 踏切および着氷が良い
  3. 開始から終了まで無駄な力が全く無い(ジャンプコンボではリズムを含む)
  4. ジャンプの前にステップ、予想外または創造的な入り方
  5. 踏切から着氷までの身体の姿勢が非常に良い
  6. 要素が音楽に合っている

スピン

  1. スピン中の回転速度および/または回転速度の増加が十分
  2. 良くコントロールされた、明確な姿勢(フライングスピンの場合には高さ、空中/着氷姿勢を含む)
  3. 開始から終了まで無駄な力が全く無い
  4. 回転軸を維持する
  5. 創造的でオリジナリティがある
  6. 要素が音楽に合っている

ステップシークェンス

  1. エッジが深く、明確なステップおよびターン
  2. 要素が音楽と合っている
  3. エネルギー、流れ、出来栄えが十分で、開始から終了まで無駄な力が全く無い
  4. 創造的でオリジナリティがある
  5. 全身の優れた関わりとコントロール
  6. シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分

コレオグラフィックシークェンス

  1. 創造的でオリジナリティがある
  2. 要素が音楽と合っており、プログラムのコンセプト/特徴を反映している
  3. エネルギー、流れ、出来栄えが十分で、開始から終了まで無駄な力が全く無い
  4. 氷面を十分にカバーしている
  5. 十分に明確で正確
  6. 全身の優れた関わりとコントロール

エラーに対する引き下げ

無価値(no value)要素はジャッジパネルに示される。そのような要素のGOEは結果に影響しない。
複合エラーの場合には、それぞれのエラーに対するGOEの引き下げが合算される。

ジャンプ要素

ジャンプ要素
拡大

スピン

スピン
拡大

ステップシークェンス

ステップシークェンス
拡大

コレオグラフィックシークェンス

コレオグラフィックシークェンス
拡大

追加的な諸注意

プログラム・コンポーネンツ

一つの転倒または一つの重大なエラーを含む演技には,どのコンポーネンツに対しても10 点を与えるべきではない。
複数の転倒または複数の重大なエラーを含む演技には、スケーティングスキル、トランジション、コンポジションに対して9.5 点以上を与えるべきではなく、パフォーマンス、インタープリテーションに対して9.0 点以上を与えるべきではない。

プログラム・コンポーネンツ

大きなエラー(転倒、両足着氷、着氷でのステッピングアウト、間違ったエッジ (e) 、ダウングレード判定(<<)、上げる過程に重大な問題があるリフト、 キャッチに重大な問題があるツイストリフト)がある場合には、評価の起点となるGOEは、+2を超えてはならない。

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