松田　康佑

東京・三菱養和ジュニアからFC渋谷ジュニアユースを経て、高校は長野・上田西高にサッカー留学。桐蔭横浜大在学中に神奈川県リーグから、関東大学リーグ2部昇格を果たした。　
2009年に関東リーグ1部のYS横浜に入団。JFL昇格、2014年のJ3参入を経験した後、2017年シーズンを最後に現役を引退した。そこから、サッカー人生が急転する。　
FC渋谷のチームメートだった奥山正憲・現代表コーチが2015年にビーチ日本代表入り。2018年にビーチサッカーに誘われ、兵庫・明石市での国内大会に出場すると、当時のラモス監督からサプライズ招集され、7月のイングランド戦（明石市）や10月のUAE遠征などに帯同。2019年3月のアジアカップ、11月のワールドカップに出場した。　
2021年のワールドカップ・ロシア大会では、挫折を経験した。現地でケガを負い、開幕戦の4日前に戦線離脱。コロナ禍だったので帰国するとホテルに隔離され、部屋に閉じこもって準優勝の仲間たちの映像を観た。
「苦しくて辛かった思いを胸に『全力でやってこそ楽しめる』という気持ちを忘れず、一生懸命にプレーしてきます」