ブエルタ・ア・エスパーニャ2025

STAGE 08

第8ステージ

モンゾン・テンプラリオ>サラゴサ

163.5 km
8月30日(土)午後9:50 - 深夜1:35
/ J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
フラットな1日、道は真っ直ぐで延々と下り基調

コースの特徴

コースマップ

「ピュア」スプリンターにとって久しぶり、かつ最大のチャンス。コース上に山岳はひとつも存在せず、最終日とタイムトライアルを除けば、獲得標高差は今大会で最も少ない。区間争いはもちろん、緑のマイヨ・プントスを巡って、中間スプリント争いも熾烈さを極めることだろう。

テンプル騎士団(=テンプラリオ)が12世紀に拠点としたモンソンから、フラットな1日は走り出す。そうは言ってもステージ前半は、決して単純な平坦路というわけでもない。細かなアップダウンが延々と続き、積もり積もって獲得標高差は1200mを超える。

ただステージの折り返し地点を過ぎると、起伏はほぼ完全に姿を消す。道はひたすら真っ直ぐで、しかも延々と下り基調。複数チームがスプリント隊列を組み、ハイスピードな牽引に乗り出すはずだ。

北からサラゴサへと入場したプロトンは、残り23.4kmで、フィニッシュラインを一旦通過。そこから環状道路を利用しつつ、町の南側をぐるりと回る。市街地特有のカーブや障害物も潜んでいるに違いなく、総合勢たちは最大限の注意を払わねばなるまい。幸いなことに、今区間に関しては、メカトラブルや落車などに見舞われた場合のタイム救済ルールが通常の「3km」から「5km」へ延長されている。

残り1kmを示すアーチ手前で、この日最後のロータリーをこなしたら、あとは全速力で突き進むのみ。大通りは緩やかに左へと流れ……ナポレオン軍侵入の際の最後の砦であり、抵抗の象徴でもあるカルメン門の目の前で、大団円を迎える。そしてこの日、両手を力強く天に突き上げた者こそが、サラゴサ開催区間の記念すべき史上50人目の勝者となるのだ!

文:宮本あさか


MAP





Difference in height
高低差図
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
47 km/h 45 km/h 43 km/h 47 km/h 45 km/h 43 km/h
163.5 km オフィシャル
スタート
13:52 13:52 13:52 20:52 20:52 20:52
42.5 km 中間SP 16:26 16:33 16:40 23:26 23:33 23:40
0.0 km フィニッシュ 17:20 17:30 17:40 00:20 00:30 00:40

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