ブエルタ・ア・エスパーニャ2025

STAGE 03

第3ステージ

サン・マウリーツィオ・カナヴェーゼ>チェーレス

134.6 km
8月25日(月)午後9:50 - 深夜1:35
/ J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
2日連続の上りフィニッシュ、ラスト20kmは上り基調

コースの特徴

タイムトライアルとマドリードでの最終日を除けば、ステージ距離は最短で、ランツォ渓谷に描かれたコースは、無数のうねりをはらんでいる。しかもラストは2日連続の上りフィニッシュ。「上れる」スプリンターが切れ味を披露するか。それとも逃げが決まるか。微妙なさじ加減のコースが、爆発的なレースを作り出してくれるに違いない。

サン・マウリーツィオ・カナヴェーゼで生まれ育ったジョバンニ・ブルネーロが、ジロ・デ・イタリアで史上初めて総合3勝を成し遂げてから99年目。トリノの北郊外に位置するこの町が、正真正銘、史上初めてのグランツールステージ開催を迎え入れる。

ステージ半ばに立ちはだかる2級山岳イッシーリオ(登坂距離5.5km、平均勾配6.5%)が、脚のない者たちを振り落とす役目を担うだろう。強者だらけの集団が、ここから飛び出していくかもしれない。その後もカテゴリーのつかない小さな起伏が顔を出す。無印だからと言え、侮るなかれ。残り約25km地点に位置するコリオ坂は、今5月のジロ第20ステージでは、れっきとした4級山岳(6.5km、3.7%)に指定されていた。

ステージも残り20kmを切ると、道は延々と上り基調に変わる。つまり4級山岳チェーレスの全長2.6km、平均勾配3.6%に突入するまでに、脚には確実に疲労が蓄積されているはずだ。ちなみに2023年に女子版ジロが、クイーンステージの果てに、この日と同じフィニッシュ地で勝負を争った。あの日のルートは、最終盤以外は完全に異なり……25kmの独走勝利が決まっている。

文:宮本あさか


MAP





Difference in height
高低差図
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
46 km/h 44 km/h 42 km/h 46 km/h 44 km/h 42 km/h
134.6 km オフィシャル
スタート
14:27 14:27 14:27 21:27 21:27 21:27
74.4 km 登坂開始 15:45 15:49 15:53 22:45 22:49 22:53
68.8 km 2級山岳 15:52 15:56 16:01 22:52 22:56 23:01
56.1 km 中間SP 16:09 16:14 16:19 23:09 23:14 23:19
2.6 km 登坂開始 17:19 17:27 17:35 00:19 00:27 00:35
0.0 km 4級山岳
フィニッシュ
17:22 17:30 17:39 00:22 00:30 00:39

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