コースの特徴
前夜にブルゴス大聖堂を走り出したプロトンは、聖母マリアの被昇天祭のこの日も、キリスト教の重要拠点を旅する。カトリック修道会「ドミニコ会」の創設者、ドミンゴ・デ・グズマンの没後800周年を記念して、生誕地カレルエガから戦いへと走り出す。たどり着く先はブルゴス郊外のガモナル。今大会の最終到達地サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路の、宿場町のひとつだ。
大会1日目に赤と青玉の最初の持ち主が決まったのだとしたら、2日目は緑ジャージ=キング・オブ・スプリンターの最初の順列がつく。行く手に山岳ポイントは一切存在しない。すべてが予定通りに行けば、壮観な大集団スプリントフィニッシュを堪能することができるはずだ。
ただしグランツール開幕直後の緊迫感には要注意。184選手で構成された大きなプロトン内では、しばし集団落車が発生する。しかもブルゴスへと戻ってくるステージ後半は……強風が吹き荒れる地域として知られている。区間を狙う選手たちはもちろん、3週間後に赤いジャージを着ていたい選手たちは、横風分断に警戒せねばならない。
文:宮本あさか
Difference in height
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
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45KM/H | 43KM/H | 41KM/H | 45KM/H | 43KM/H | 41KM/H | ||
0km地点 | スタート地点 | 13:38 | 13:38 | 13:38 | 20:38 | 20:38 | 20:38 |
150km地点 | 中間スプリント | 16:58 | 17:07 | 17:17 | 23:58 | 0:07 | 0:17 |
166.7km地点 | ゴール地点 | 17:20 | 17:30 | 17:41 | 0:20 | 0:30 | 0:41 |