ツール・ド・フランス2025

STAGE 7

第7ステージ

サン=マロ>ミュール=ド=ブルターニュ・ゲルレダン

197 km
7月11日(金)午後9:00 - 深夜1:00
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【現地実況・解説版】ステージ全編 午後6:50 - 深夜2:05
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【デイリーハイライト】7月12日(土)午後8:45 - 午後9:00
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4年ぶりミュール=ド=ブルターニュの二重登坂

コースの特徴

コースマップ

勝負地はひとつ、チャンスは2回。近年のツールでおなじみ、ミュール=ド=ブルターニュの二重登坂が、またしてもパンチャーたちの爆発力と攻撃センスを試す。

自転車熱狂の地ブルターニュへ、4年ぶりの帰還。約2週間後に女子ツール開幕を迎え入れる同地方は、ツール総合5勝の王者ベルナール・イノーを育んだ大地でもある。この「アナグマ」が最後の総合優勝……フランス人として最後にツールを制してから今年でちょうど40年。長年ツールでマイヨ・ジョーヌ授与係も務めてきたイノーへ、この日はたっぷりとオマージュを贈る。51.6km地点では現在の住処であるカロルゲンを通過。120.5km地点で故郷イフィニアックを、127.7km地点で初めて所属したアマチュアチームの本拠地サン・ブリユーと、若き日のイノーの「トレーニングルート」を駆け抜ける。

壮大なアップダウン戦だった前区間とは異なり、今ステージはミュール=ド=ブルターニュにすべてが集約されている。港町サン=マロを走り出した後、ステージ序盤3分の2は比較的フラットで、サン・ブリユーを抜けてからもあくまで細かい起伏の繰り返し。ちなみにラストの約70kmは2021年大会の第2ステージと同じ。つまりマチュー・ファンデルプールが、初の区間勝利&初めてのマイヨ・ジョーヌをもぎ取った道だ!

残り18.2kmで小手調べ代わりの4級山岳を終えたら、いよいよ3級ミュール=ド=ブルターニュへと挑む。長くまっすぐのびる坂道は、全長2km、平均勾配6.9%。上りはじめてすぐに10%超の激勾配が延々800mも続き、最大勾配は15%にいたる。しかも過去14年で5度目の登場となるこの坂は、2018年以降は2回よじのぼるのが定番だ。今回も残り15.2kmで一旦頂上を通過すると、うねる下りを経て、改めてラスト2kmで激坂へと立ち向かわねばならない。

ちなみに4年前のマチューは、1度目の登坂でアタックし、さらに2度目の登坂でも勇敢にアタックを打った。ついに勝利へと飛び立ったのは、残り800m、勾配9%前後のゾーンだった。

文:宮本あさか

MAP



Difference in height
高低差図
高低差図
Sporting stakes
各種ポイント
各種ポイント
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
46 km/h 44 km/h 42 km/h 46 km/h 44 km/h 42 km/h
197.0 km オフィシャル
スタート
12:25 12:25 12:25 19:25 19:25 19:25
57.8 km 中間SP 15:27 15:35 15:44 22:27 22:35 22:44
18.2 km 4級山岳 16:18 16:29 16:40 23:18 23:29 23:40
15.2 km 3級山岳 16:19 16:30 16:42 23:19 23:30 23:42
0.0 km 3級山岳
フィニッシュ
16:39 16:51 17:04 23:39 23:51 00:04

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