ツール・ド・フランス2019

STAGE 03

第3ステージ

バンシュ>エペルネ

215km
7月8日(月)午後8:55 - 深夜2:00
/ J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後6:55 ~ 深夜1:55 / J SPORTSオンデマンド限定
ビールの本場から真っすぐに南下していく長距離ステージ
 

コースの特徴

第3ステージ

ユネスコの無形文化遺産バンシュのカーニバルで名高い……いや、むしろ自転車ファンにとってはバンシュ〜シメイ〜バンシュで有名な町から、3日目は走り出す。10kmほど走った先でベルギーとはお別れ。いよいよ大会の地元、フランスへとプロトンは入国する。

つまりビールの本場から、ほぼ真っすぐに南下していく長距離ステージ。スタートから約150kmほどは、ほぼフラットな道を突き進む。ステージ序盤には1973年にメルクスが制したGPフルミの本拠地(フルミ)も通過し、いつしかシャンパンの本場へとたどり着く。

やはりユネスコの世界遺産であるシャンパーニュの「丘陵」地帯が、プロトンたちを迎え入れる。すなわちラスト50kmには、小さな起伏が、繰り返し登場する。そのうち4つに山岳ポイントが設定されいる。いずれも上り距離こそ短いものの、勾配は厳しいものばかり。中でもゴール前16kmに立ちはだかるミュティニー坂は登坂距離900m・平均勾配12.2%と、勝負を仕掛けるのに最適な激坂だ。

残り4km地点には無印のモン・ベルノン坂(1km、5.5%)も待ち構える。そこから「シャンパンの首都」エペルネーに入ると、有名なシャンパンメーカーにちなんだ通りをいくつか通り抜けて(ポール・シャンドン通り=モエ・エ・シャンドンとウジェーヌ・メルシエ通り=メルシエ)、ずばりシャンパーニュ大通りも突っ走り、最後はコートー通りにたどり着く。コートーとはぶどう畑の広がる斜面のことで……ラスト500mは勾配8%の上り坂!パンチャーたちが弾けるような走りを見せてくれるに違いない。

文:宮本あさか

Difference in height
高低差図
第3ステージ
Time schedule
タイムスケジュール
距離 ポイント 現地時間 日本時間
39KM/H 41KM/H 43KM/H 39KM/H 41KM/H 43KM/H
0km地点 スタート地点 12:20 12:20 12:20 19:20 19:20 19:20
102km地点 中間スプリント 14:57 14:49 14:42 21:57 21:49 21:42
173km地点 4級山岳 16:45 16:32 16:21 23:45 23:32 23:21
185.5km地点 3級山岳 17:05 16:51 16:38 24:05 23:51 23:38
190km地点 3級山岳 17:12 16:58 16:45 24:12 23:58 23:45
199km地点 3級山岳 17:26 17:11 16:58 24:26 24:11 23:58
215km地点 ゴール地点 17:50 17:34 17:19 24:50 24:34 24:19

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