ツール・ド・フランスを知るための100の入り口
ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:イカサマの数々
ツール・ド・フランスで起こった想像を絶するイカサマや妨害行為を手短に見てみると、初期のツールでは、こっそり鉄道で移動した選手もいたという。しかし主催者も正確な状況は把握できていない。
同じく初期のレース中、失格となった選手のファンが蜂起。ガラス破片・クギ・画びょうを道路にばらまく事件が勃発。
これを鎮めるため、ディレクターは、自動車3台を用意して、コースと沿道を隔離させたり、威嚇発砲をしたり。
2012年ツールでも、画びょうがまかれた事件があり、30人ほどがパンクに見舞われた。古き時代の模倣と思われる。
1911年、チームスタッフが、ライバルをけ落とすため、ボトルに毒を混入した。
1953年、トゥールマレ峠の下りで加速するため、ロビックは鉛のボトルをつけて下った…などなど。
※本企画は2013年6月に実施されたものです。現在と情報が異なる場合がございますが、予めご了承ください。