ジロ・デ・イタリア2025

STAGE 13

第13ステージ

ロヴィーゴ>ヴィチェンツァ

180 km
5月23日(金)午後9:00 - 深夜1:20
J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後7:35 - 深夜2:20
J SPORTSオンデマンド限定
間違いなく凄まじいパンチャー大戦となる

コースの特徴

コースマップ

ステージの大部分は平坦だ。ただし、この日の栄光は、残念ながらピュアスプリンターのものではない。道の果てには短い激坂が待っている。間違いなく、凄まじいパンチャー大戦となる。

すべての学校をお休みにして、24年ぶりのジロ訪問を全力で祝うロヴィーゴから走り出すと、120kmにわたりほぼ完全にフラットな道を進む。途中で4級山岳をひとつ越えるが、それ以外、わずかな出っ張りさえ登場しない。

ようやく起伏ステージにふさわしい地形になるのは、残り60kmを切ってから。さらにラスト25kmで周回コースに入り、1度目の4級モンテ・ベリコ(登坂距離1.1km、平均勾配7.5%、最大12%)に差しかかると、いよいよ本格的なバトルが始まる。

美しい回廊に縁取られた参道を上がると、頂きには聖マリア聖堂がそびえる。そんなヴィチェンツァのシンボルとも言えるモンテ・ベリコは、10年前のジロでは、P・ジルベールに微笑んだ。また第1回グラベル世界選手権では最初の難関として登場し、過去2年は、ジロ・デル・ヴェネトがここでフィニッシュを争った。……なんと昨秋のイタリアンセミクラシックでは6回も上ったのだが、今回のジロは2回だけ。ここを起点に全長20.3kmの周回をこなす。

周回の道は、時にナーバスにうねる。残り10.4kmのレッドブル・ポイントは、むしろ今区間最難関の上りかもしれない。1kmにわたり平均8.9%・最大13%の難ゾーンが潜んでいる。ただこの先しばらく道は真っ直ぐで平坦になる。体制を立て直すわずかなチャンスが与えられる。

最後は爆発的な加速に備えるべし。モンテ・ベリコは上れば上るほど厳しさを増していく。ラスト500mの平均は10%を超える。しかもフィニッシュラインまで、恐ろしい勾配は決して緩むことはない。

text:宮本あさか




MAP



Difference in height
高低差図
高低差図
Detail
詳細
詳細 詳細 詳細
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
46 km/h 44 km/h 42 km/h 46 km/h 44 km/h 42 km/h
180.0 km オフィシャル
スタート
13:05 13:05 13:05 20:05 20:05 20:05
148.5 km 4級山岳 13:48 13:50 13:52 20:48 20:50 20:52
129.4 km 中間SP 14:10 14:14 14:17 21:10 21:14 21:17
86.2 km 中間SP 15:04 15:10 15:16 22:04 22:10 22:16
44.9 km 4級山岳 16:00 16:08 16:17 23:00 23:08 23:17
20.3 km 4級山岳 16:31 16:41 16:52 23:31 23:41 23:52
10.4 km レッドブルKM 16:45 16:56 17:08 23:45 23:56 00:08
0.0 km 4級山岳
フィニッシュ
16:59 17:11 17:23 23:59 00:11 00:23

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