ジロ・デ・イタリア2025

STAGE 08

第8ステージ

ジュリアノーヴァ>カステルライモンド

197 km
5月17日(土)午後9:00 - 深夜1:20
J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後6:55 - 深夜2:20
J SPORTSオンデマンド限定
2日連続のアペニン山脈バトル

コースの特徴

コースマップ

2日連続のアペニン山脈バトル。ただ今回はクライマーの脚だけでは攻略できない。パンチャー&ダウンヒラー&スプリンターとしての才能も兼ね備えていなければならない。

2日前にはティレニア海岸でフィニッシュを争ったが、この日は再びアドリア海岸へ。ジュリアノーヴァのヨットハーバーでスタートを切り、椰子の木が立ち並ぶビーチサイドを駆け抜けてから、プロトンは山へと向かう。

ステージ最大の難所、1級山岳サッソテットは、コースの真ん中にそびえ立つ。登坂距離13.1km、平均勾配7.4%、最大14%の難しい山道が、ジロに登場するのは35年ぶり。ただティレーノ〜アドリアティコでは、繰り返し使用されてきた。特に過去3回はこの山で勝負が争われ、ランダ、S・イェーツ、ログリッチ……と今ジロの総合本命たちが山頂で勝利を射止めてきた。もちろん今回はフィニッシュまでいまだ90km以上も残されているし、山頂の先には、15kmもの長い下りも待っている。

一方で最大の勝負地は、残り6.5kmの4級ガリオーレに違いない。わずか800mの短い上りながら、勾配11.9%と凄まじい激坂だ。その後の下りもまた、ヘアピン連続でテクニカル。

実は2011年のティレーノ〜アドリアティコ第5ステージは、今区間と同じようなコースで争われた。まさにガリオーレで強烈な加速がかかり、総合リーダーが蹴落とされた。さらに1ダースほどの強豪が、全速力で逃げを追い詰め、ライン上で追い抜いた。劇的な勝利をさらったのは、サッソテットの上りで遅れながらも……下りで集団に追いついたジルベールだった!

このジロでは果たしてどんなシナリオが展開するのか。中世の監視塔カッセロが見守るカステルライモンドに突入すると、短いながら石畳も待っている。ラスト500mは再び上り基調。最後の最後までもがき続けねばならない。

text:宮本あさか




MAP



Difference in height
高低差図
高低差図
Detail
詳細
詳細 詳細 詳細
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
43 km/h 41 km/h 39 km/h 43 km/h 41 km/h 39 km/h
197.0 km オフィシャル
スタート
12:25 12:25 12:25 19:25 19:25 19:25
147.1 km 中間SP 13:26 13:28 13:31 20:26 20:28 20:31
136.1 km 3級山岳 13:47 13:52 13:56 20:47 20:52 20:56
106.4 km 中間SP 14:24 14:30 14:36 21:24 21:30 21:36
92.1 km 1級山岳 14:57 15:06 15:16 21:57 22:06 22:57
44.9 km 3級山岳 16:02 16:14 16:27 23:02 23:14 23:27
19.6 km レッドブルKM 16:36 16:49 17:05 23:36 23:49 00:05
6.5 km 4級山岳 16:51 17:06 17:22 23:51 00:06 00:22
0.0 km フィニッシュ 16:59 17:14 17:30 23:59 00:14 00:30

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