ジロ・デ・イタリア2023

STAGE 11

第11ステージ

カマイオーレ>トルトナ

219 km
5月17日(水)午後9:00 - 深夜1:00
J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後6:15 - 深夜2:00
J SPORTSオンデマンド限定
本格的に「勝負地」イタリア北部へ

コースの特徴

第11ステージコースマップ

2023年ジロ・デ・イタリアもいよいよ折り返し地点に差し掛り、本格的に「勝負地」イタリア北部へと足を踏み入れる。ただし難所アルプスはもう少し先。この日の大会最長ステージは、小さな3つの山をこなしつつ、大集団スプリントフィニッシュで締めくくる予定だ。

仮スタートがほんの少し内陸部なのだとしたら、本スタートは、まさにティレーノ〜アドリアティコ第1ステージ恒例個人TTのスタートライン。3月は海岸線をほんの数キロ先で折り返すが、5月のプロトンはそのままひたすら北西へと219km走り続ける。

ステージは長い平坦路と小さな丘が交互に組み込まれている。つまり約60km平地(微妙に上り基調)→3級ブリアッコ(登坂距離10.2km、平均勾配4.4%、最大9%)→25km平地(微妙に上り基調)→3級ボアージ(9.3km、4.2%、9%)→山頂から25km平地(下り基調)→4級カスタニョーラ(5.1km、4.6%、11%)→38km平地(微妙に下り基調)。平坦路は直線路が極めて多く、幅も広い。スプリンターたちにとっての敵は、ひたすらロータリーや中央分離帯のみ。

フィニッシュ地のトルトナは、1960年に、「カンピオニッシモ」ファウスト・コッピが42歳で天に召された地。悲しい思い出を残す街が、最後にジロに登場したのは2017年大会のことで、あの日は「ど平坦」ステージの終わりにマリア・チクラミーノ姿のF・ガビリアが最速の脚を披露した。6年前は北側から街に突入し、ラスト500mのロータリーを左折して、カヴール通りで勝負が争われた。今回は20km近い直線道路とロータリーの果てに、南側からフィニッシュ地に接近。同じく残り500mで右折して、ラストスパートを争う。

text:宮本あさか


MAP




Difference in height
高低差図
第11ステージ高低差図
Detail
詳細
第11ステージ ラスト3km 第11ステージ ラスト3km勾配
Time schedule
タイムスケジュール
距離 ポイント 現地時間 日本時間
42km/h 40km/h 38km/h 42km/h 40km/h 38km/h
0km地点 スタート 11:45 11:45 11:45 18:45 18:45 18:45
62.1km地点 中間SP 13:10 13:14 13:19 20:10 20:14 20:19
80.0km地点 3級山岳 13:43 13:49 13:56 20:43 20:49 20:56
143.0km地点 3級山岳 15:19 15:31 15:45 22:19 22:31 22:45
169.7km地点 中間SP 15:53 16:06 16:22 22:53 23:06 23:22
176.2km地点 4級山岳 16:07 16:22 16:39 23:07 23:22 23:39
219.0km地点 ゴール 16:57 17:14 17:32 23:57 00:14 00:57

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