ヤン・バークランツ
INTERMARCHÉ - WANTY - GOBERT MATÉRIAUX

ヤン・バークランツJan BAKELANTS

PROFILE
- チーム
- アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ
- 生年月日
- 1986年2月14日
- 身長/体重
- 177cm/67kg
- 国籍
- ベルギー
- @Jan_Bakelants
- jan_bakelants
- Past results:
- ツール・ド・フランス:区間通算1勝
- 2008年ツール・ド・ラヴニール総合優勝
- 2012年ツアー・ダウンアンダー総合6位
- 2013年グランプリ・ド・ワロニー優勝、ツール・ド・ルクセンブルク総合3位
- 2015年ジロ・デル・ピエモンテ優勝、ジロ・デッレミリア優勝、グランプリ・ド・ワロニー 2位、グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル 4位
- 2016年ラ・メディテラネアン総合3位
- 2017年グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル4位
2019年末にサンウェブとの契約が切れた時、もう引退して、学業(農業エンジニア)に戻ろうかな……と考えたそうだ。しかし2020年の年が明けた1月6日、現チームへの加入を発表。しかも、たったの1年で、チームと共にワールドツアーに舞い戻ってしまった。
どうやら実は、契約の時点で「ワールドチーム昇格プロジェクト」の協力を上層部から依頼されていたらしい。これまでオメガファルマ、ラジオシャック、Ag2r、サンウェブという国籍の違うワールドチームを4つ渡り歩き、マイヨ・ジョーヌ着用経験さえあるベテラン。29人中13人がワールドチーム初体験という若いチームの教育役としては、たしかに格好の人材だ!
ちなみにサンウェブにはトム・デュムランのグランツール補佐役として加入したはずなのだが、リエージュ+ジロのわずか6日間を一緒に走っただけで、向こうがさっさとチームを離れてしまったのだった……。
2008年ラヴニールはとてつもない大逃げの果てに総合さえ勝ち取ったが、本来はワンデー巧者。秋のイタリア連戦では2大会連続勝利をさらったこともある。2017年秋も好成績続きで、しかし最後に乗り込んだロンバルディアで崖下へ転落。椎骨骨折4ヶ所、肋骨骨折7ヶ所という大怪我で、最終的に身長が1cm縮んでしまったほど。
text:宮本あさか