ワウト・ファンアールト

VAN AERT Wout

プロフィール

チーム
チーム ヴィスマ・リースアバイク
生年月日
1994/9/15
選手タイプ(脚質)
クラシックスペシャリスト
身長
190cm
国籍
ベルギー
主な戦績1
ヘント~ウェヴェルヘム優勝 (2021)
主な戦績2
ミラノ~サンレモ優勝(2020)
主な戦績3
ツール・ド・フランス区間10勝

コメント

シクロクロスで3度の世界タイトルを手にした才能は、ロードでもいかんなく発揮。

◆ロードを駆けるシクロクロスからの刺客

2019年、ワールドチーム合流初年に、あっさりツアー3勝をさらったファンアールト。個人タイムトライアルに登りスプリント、さらには大集団フィニッシュでピュアスプリンターたちさえ蹴散らした!

クリテリウム・デュ・ドーフィネではポイント賞ジャージを持ち帰り、ツール・ド・フランスでは4日間マイヨ・ブランを身にまとった。

◆八面六臂の活躍を魅せる!

2020年は8月1日から35日間で6勝とぶっちぎりで走り出し、10月18日に世界選2位×2、ロンド2位で絶好調のままロードレースシーズン終了。休みもそこそこに11月28日にシクロクス転戦に突入。

14試合たっぷり走り5勝をあげた。世界選手権2位でシーズンを1月31日に幕を閉じたと思ったら、3月からさっそくロードシーズン再開。まさに1年中がピーク状態だ。

◆ロードレースの固定観念を変えた異次元の万能性

2022年は、北のクラシックであるオンループ・ヘットニュースブラッドとE3ビンクバンク・クラシックで優勝。パリ〜ルーベ2位、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでも3位で表彰台に上がった。

ツール・ド・フランスでは、初日から3区間連続2位。アタックから独走で優勝した第4ステージから4日間マイヨ・ジョーヌを着用し、ポイント賞は大会2日目から首位を維持した。最終TTを含む区間2勝を加え、ツールの通算区間勝利を9に伸ばしただけでなく、ヴィンゲゴーを強力アシスト。

超級オタカムは、マイヨ・ヴェールの牽引でツール2連覇のポガチャルが引き離されるという印象的なシーンの舞台にもなった。

◆五輪を見据えたレース選択

2024年はパリ五輪のために。みずからの骨子を形成したシクロクロスはこの冬、控えめな活動に終始。シクロクロス世界選手権に出場したが、マチュー・ファンデルプールに敗れ、銀。

北のクラシックは例年通りに注力。オンループ・ヘット・ニュースブラッドではヤン・トラトニクの勝利をアシストし、翌日のクールネ~ブリュッセル~クールネでは長距離逃げからの優勝。しかし、ドワーズ・ドアー・フラーンデレンで落車負傷。約2カ月の戦線離脱を余儀なくされ、当初出場を予定していたジロを回避することとなった。

◆パリ五輪ではレムコをアシスト

プランが大きく崩れたことは、パリ五輪への執念を一層強いものとさせた。復帰後はレースを経るたびにコンディションが向上。ギリギリまで出場を悩んだツールもステージ2位を2回。そして迎えた五輪は、個人TTで銅メダル。金メダルのレムコと並んでベルギーに栄光をもたらした。

さらには、ロードレースでもレムコの金メダルをアシスト。かつては両者の関係性が疑問視されたが、国の威信をかけた一戦でホットラインが完成した。

◆パリでの独走劇

2025年シーズンは、ジロ・デ・イタリア第9ステージでの勝利を皮切りに、春のクラシック戦線ではドワルス・ドール・フラーンデレンとブラバンツ・パイルで2位に入賞。ロンド・ファン・フラーンデレン、パリ〜ルーベ、アムステル・ゴールドレースといった主要レースでも立て続けに上位を獲得。そしてシーズンのハイライトは、ツール・ド・フランス最終日の第21ステージ。パリ・モンマルトルの坂を利用した鋭いアタックから独走に持ち込み、ポガチャルらを突き放して3年ぶりのツール区間優勝を劇的な形で飾った。



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