エンリク・マス

Enric MAS NICOLAU

プロフィール

チーム
モビスター チーム
生年月日
1995/1/7
選手タイプ(脚質)
オールラウンダー
身長
177cm
国籍
スペイン
主な戦績1
ブエルタ・ア・エスパーニャ総合2位&ヤングライダー賞(2018)
主な戦績2
イツリア・バスクカントリー総合2位(2025)
主な戦績3
ツアー・オブ・広西 総合優勝&ヤングライダー賞(2019)

コメント

スペイン、マジョルカ島の町で生まれたマスは、早くから才覚を示し、アマチュア時代の活躍が認められ、2016年にプロ入り。

2年後には母国で開催されるグランツール、ブエルタ・ア・エスパーニャに初出場した。

◆母国での大躍進

2018年、グランツール経験わずか2度目にして、ブエルタで総合2位に食い込み、ヤングライダー賞も獲得した。

ブエルタ直後の「ツールに出たい」発言は、次第に「ツールを勝ちたい」へと進化していった。

◆勝てるチームへの移籍

2019年、ナイロ・キンタナ、ミケル・ランダ、リチャル・カラパスという強豪3人が一気に抜けた穴を埋めるためだけではなく、むしろ「バルベルデの後継者」となる「スペイン人選手」を育て上げたいモビスターから、3年契約のエース待遇で迎え入れられた。

2020年はツールとブエルタで総合5位。ツールではピレネーを総合12位で抜け出しながら、後半のジュラ&アルプスで5位に浮上し、高いクライム能力を披露した。

ブエルタは新人賞を獲得。着実にグランツール総合優勝が近づいていることを示した。

◆リーダーとしての覚悟

アレハンドロ・バルベルデが現役生活を終え、モビスターのリーダーの座を一人で引き継ぐことに。

2022年のブエルタでは3回目の総合2位の座を獲得。チームランキングが低迷し、UCIワールドチームライセンス確保に困難を極めたモビスターの救世主となった。

マスにとっては、バルベルデのキャリア最後の時期をともに過ごした経験は貴重なものだった。

3年間で140日以上レースをともにし、リーダーシップをバルベルデから学んだ。

「彼からできるだけ多くのことを学ぼうとしてきた。何年もかけてそれを発展させていければ」と語る。

◆ツールで不発も得意のブエルタで4度目の総合表彰台

2024年は、初日の落車で1ステージも走りきれず終わったツールでのリベンジを誓ったが、調整ミスが響いて個人総合19位と低迷。

しかし、夏場に立て直すと得意のブエルタでは序盤から好位置につけ、個人総合3位でフィニッシュ。4度目となるブエルタ総合表彰台を確保した。

その後のロード世界選手権やイル・ロンバルディアも上位でまとめ、良いイメージでシーズンを終えている。

◆負傷でブエルタ欠場

モビスターチームの総合エース、エンリク・マスは、2029年までの契約延長を発表。35歳までチームで戦うことが決まった。そんな期待とともに始まったシーズンだったが、ツール・ド・フランスの18ステージで左ひざを負傷しリタイヤ。ここまで5年連続で参戦していた地元スペインで行われるグランツール、ブエルタ・ア・エスパーニャの参戦も見送ることとなった。



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