ロサンゼルス・エンジェルス(アメリカンリーグ西地区) チーム紹介
ロサンゼルス・エンジェルス
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1961年
- 監督
- ロン・ワシントン
- スタジアム
- エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム(1966年開場)
- 収容人員
- 4万5517人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝1回
リーグ優勝1回
地区優勝9回
- 在籍中の日本人選手
- 菊池雄星
- 過去在籍した日本人選手
- 長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成、田澤純一、大谷翔平
- 過去5年間の順位
-
- 2024年
- 西地区5位
- 2023年
- 西地区3位
- 2022年
- 西地区4位
- 2021年
- 西地区4位
- 2020年
- 西地区4位
球団創設は1961年で、同年のMLBエクスパンションにより、アメリカンリーグに参入。創設時の名称は現在と同じロサンゼルス・エンジェルスながら、当時は現在のアナハイムではなく、ロサンゼルス南部にあったリグレーフィールドを本拠地とした。
その後、1965年に現在の本拠地であるオレンジ郡アナハイムのエンジェルスタジアムに本拠地を移し、名称をカリフォルニア・エンジェルスに変更。さらに、球団は1997年にディズニーに買収され(現在のオーナーは2005年に球団を買収したアート・モレノ)、同年のシーズンから名称をアナハイム・エンジェルスと改める。
それまで地区優勝はわずか3度に留まり、ポストシーズンにおけるシリーズ勝利は皆無だったが、マイク・ソーシア監督がチームを率いた2002年に初めてリーグ優勝を果たすと、ワールドシリーズも制覇し、球団史上これまでで唯一となる世界一に輝いた。以後、ソーシア政権下前半にあたる2000年代はチームの黄金期となり、2004年から2009年にかけて5度の地区優勝を遂げた。
しかし、2010年以降は再び低迷期に突入。現在に至るまで、プレーオフ進出は2014年の1度のみであり、2016年に球団名を再びロサンゼルス・エンジェルスとするなか、近年はマイク・トラウト(2012年新人王、MVP3回)、大谷翔平(2018年新人王、MVP3回)という2人のスーパースターを擁しながらも負け越しのシーズンが続き、大谷が去った2024年は球団ワーストの99敗を喫し最下位に沈んだ。
昨季に続き、ロン・ワシントン監督が指揮を取る2025年も向かい風が吹くことになりそうだが、このオフには昨季後半にサイ・ヤング賞級のパフォーマンスを見せた菊池雄星をFAで獲得したほか、スプリングトレーニングでは、このところケガで苦しむトラウトが右翼へのコンバートで負担を減らし、安定的な出場へ意欲を見せるなど、明るい話題がないわけではない。
菊池以外の補強にも目を向けると、野手にはホルヘ・ソレーア、トラビス・ダーノウ、ヨアン・モンカダ、ケビン・ニューマン、そして投手陣にはカイル・ヘンドリクス、ケンリー・ジャンセンと、地味ながらある意味適材適所と言えそうな配備を行い、選手によってはもう一花咲かせそうな人材を獲得している。
それだけに、トラウトがケガをしないことに加え、ローガン・オホッピー、ジョー・アデル、ノーラン・シャヌエルといった若手の中心選手がさらなる成長を遂げることができれば、いきなりV字回復(というか正確にはJ字回復、あるいは逆L字回復か?)を果たしても不思議ではない。
エンジェルス時代の大谷の活躍により、日本のファンにもすっかりお馴染みとなった本拠地『エンジェルスタジアム』は、これまで何度か大規模な改修が行われており、センター後方の岩場はディズニー時代のもの。2018年に右翼フェンスを下げた(正確には規定のラインを下げた)ことから、本塁打の出やすい球場となった。
スタットキャストのパークファクターによると、2022年から2024年にかけての本塁打の出やすさは、MLB全30球場中7位となっている。ただし、同期間の全体的なパークファクターは丁度100と、必ずしも投手が不利なわけではない。
注目選手
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