桃田 賢斗

日本男子選手のレコードブレーカー。富岡高3年の2012年に世界ジュニア選手権を初優勝。出場停止処分が明けて日本代表に復帰した2018年に初めて世界ランク1位に到達。18年と19年に世界選手権を連覇。19年は主要国際大会で11勝を挙げてギネス記録に認定され、BWF世界最優秀選手にも選出された。いずれも日本男子で初の記録だった。圧倒的なレシーブ力とシャトルコントロールを武器に頂点に立ったが、20年1月にマレーシアで交通事故に見舞われてからは苦しみも味わっている。21年の東京五輪は、予選敗退。それでも22年、23年の全日本総合を連覇するなど存在感を示した。24年5月のトマス杯で日本代表引退を表明。米国の人気コミック「スーパーマン」の主人公クラーク・ケントが名前の由来。13年よりNTT東日本所属。