Astemoリヴァーレ茨城
プロフィール

- 呼称
- Astemo
- ホームタウン
- 茨城県ひたちなか市
- ホームアリーナ
- ひたちなか市総合運動公園総合体育館
- 創設
- 1980年
- 成績
- 2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 7位/レギュラーラウンド8位(6勝15敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 7位(14勝19敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 7位(14勝19敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 7位(9勝13敗)
2024-25シーズン SVリーグ 8位/レギュラーシーズン8位(23勝21敗)
- 公式SNS
1980年に日立製作所佐和工場(現・日立Astemo佐和工場)で創部された日立佐和女子バレーボール部が始まりで、チーム名の『リヴァーレ』は、イタリア語で「好敵手・ライバル」を意味し、強豪たちとライバルとして渡り合えるようにという願いが込められている。
1981年の第1回東部地域リーグから活動をスタートし、第5回地域リーグで全勝優勝して実業団リーグ(当時の2部リーグ)へ昇格。1997-98シーズンには再び全勝優勝を果たし、念願のVリーグ昇格をつかんだ。
その後も2006年の黒鷲旗で準優勝、2015-16シーズンには初のファイナル進出と、着実に存在感を示してきた。しかし、近年は有望な若手が育つも、なかなか結果に結びつかず、タイトル争いから遠ざかるシーズンが続いている。
そんなチームを託されたのが、今季から指揮を執る相原昇監督だ。東九州龍谷高校の監督として何度も全国を制し、年代別日本代表監督や全日本女子代表コーチとしても手腕を発揮してきた名将は、「人間力」を掲げ、チームを新たなステージへと導いていく。
悲願の初優勝を目指し、元日本代表であり2023-24シーズンまでチームの主力として活躍した渡邊彩が復帰。経験豊富なミドルブロッカーは、勝負所を心得たプレーでチームに大きな安心感をもたらすだろう。さらに、東日本インカレ連覇に貢献し、サーブ賞を受賞した廣瀬美音をはじめ、フレッシュなメンバーも加わり、戦力は整った。
また、昨季1セットあたりのブロック決定本数と、アタック決定率で堂々の1位に輝いたブリオンヌ・バトラーや、総得点で8位に入ったマッケンジー・メイら強力なアタッカーも控える。強烈なサーブでシニア代表入りを狙う高間来瞳や、キャプテンとしてチームを支える精神的支柱の長内美和子の活躍からも目が離せない。
2025-26シーズンは「革新」というスローガンのもと、新たな挑戦と発想で変化を起こし、情熱を胸に戦い、頂点を目指す。
TEXT:長瀬竜征(PLASMA Inc.)