ジェイテクトSTINGS愛知
プロフィール

- 呼称
- STINGS愛知
- ホームタウン
- 愛知県岡崎市
- ホームアリーナ
- 岡崎中央総合公園総合体育館
- 創設
- 1958年
- 成績
- 2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 4位(23勝11敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 7位(15勝21敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 6位(22勝14敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 8位(14勝22敗)
2024-25シーズン SVリーグ 準優勝/レギュラーシーズン4位(26勝18敗)
- 公式SNS
2012-13シーズンにチャレンジリーグを制し、Vプレミアリーグに昇格。同年には天皇杯で準優勝を飾る。2019-20シーズンには、レギュラーラウンドを制したパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)を相手に、ファイナルをフルセットで勝利し、念願の初優勝を果たした。
2024-25シーズンは、その再来かと思わせる結果を見せてくれた。レギュラーシーズンは4位で終えたSTINGS愛知だが、ベストメンバーが揃ったセミファイナルでは、レギュラーシーズン優勝を果たした大阪Bを見事に破り、ファイナルに進出。代表戦のような豪華な顔ぶれによる熱戦は、間違いなく2024-25シーズンのベストゲームとなった。優勝には惜しくも届かなかったが、多くの経験を積み、チームとして大きく成長を遂げた。
今シーズンは、昨シーズンの立役者である宮浦健人、関田誠大、小川智大らが抜け、大きな変革を迎えている。そこに、ポーランド時代にデファルコと共にプレーしたフランス代表オポジットのステファン・ボワイエや、昨季王者サントリーサンバーズ大阪のキャプテンを務め、日本代表として高橋和幸とともに戦った藤中謙也らが加わった。
攻撃の要となるのは、2024-25シーズン総得点3位の852得点を記録したトリー・デファルコと、鋭いサーブが魅力のリカルド・ルカレッリだろう。また、守備では日本代表としても活躍し、ブロックでチームを盛り上げる髙橋健太郎、キャプテンでもあり守護神としてチームを支える高橋和幸が牽引する。また、東京グレートベアーズ戦でMIP賞に輝いた河東祐大、開幕戦にも出場した期待の若手・藤原直也らが名を連ねる。
監督は今シーズンから、アシスタントコーチを務めていた真保綱一郎が就任。男子日本代表コーチや、東京グレートベアーズの初代監督を務めるなど、その実績は申し分ない。今シーズンも上位争いに加わり、勝者の文化をさらに磨き上げ、王者の座を奪う。
TEXT:長瀬竜征(PLASMA Inc.)