山本草太

大阪府岸和田市出身。6歳の時、大阪府の臨海スポーツセンターでスケートを始める。ノービス年代の頃からスケーティングの上手さには定評があった。2012-2013シーズン、中学1年の時に長久保裕コーチの指導を仰ぐために名古屋に転居。ジュニア時代は世界ジュニア選手権、ジュニアグランプリファイナルで表彰台に乗るなど活躍を見せたが、ジュニア最終年度の2015-2016シーズン、世界ジュニア選手権への出発日当日の練習中に右足首を骨折。その後、一旦は練習を再開してからも怪我が続き、長い低迷期を経験することとなる。2017-2018シーズン、苦難を乗り越え復帰を遂げた。復帰当初はジャンプの難度は低く抑えていたが、徐々に構成を上げられるようになり、2022-2023シーズンにはグランプリファイナルで2位となるなど完全復活。今季は悲願のオリンピック出場を果たすべく、オフから充実した調整を行っている様子。ミラノ・コルティナ五輪の有力候補としてシーズンに臨む。