ノーマン・ナト

シーズン7（20年-21年）にフォーミュラE参戦を開始したフランス人ドライバー、ノーマン・ナト。彼はルーキーイヤーの最終戦・ベルリンで優勝する活躍を見せ、注目を浴びた。キャリアで最もシーズン通じての成績が良かったのは「ニッサン」入りしたシーズン9（22年-23年）で、スーパーフォーミュラから転向してきたサッシャ・フェネストラズを上回る8度の入賞を果たした。シーズン10（23年-24年）は「アンドレッティ」でチャンピオンのジェイク・デニスのチームメイトを務めたが、昨シーズンから「ニッサン」に再び舞い戻った。ナトの主戦場はフランス人らしく、耐久レースのFIA WECがメインだ。2025年のル・マン24時間レースでは4位完走を果たしている（キャデラック）。昨シーズンはマイアミではポールポジションを獲得するなど時折速さを見せるが全体的には低迷。それでも残留が決まり、「ニッサン」で3年目のシーズンに挑む。