「高円宮杯プレミアリーグ」ってどういう大会?

「高円宮杯プレミアリーグ」ってどういう大会?

高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2023優勝青森山田

桜舞う季節、無心にボールを追い掛ける高校生にも春が到来。今年も4月6日に高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024が開幕する。

この「高円宮杯プレミアリーグ」とは全国トップレベルの24チームが、EAST・WESTとそれぞれ12チームに分かれて参加する、高校年代最高峰のリーグ戦。昨年度の高校年代二冠(プレミアリーグ、高校選手権)を達成した青森山田高校のような高体連(全国高等学校体育連盟)に所属している高校の部活動のチームと、昨シーズンのWEST王者・サンフレッチェ広島ユースのようなJリーグクラブのユースチームが、公式戦の舞台で対戦できるのはこの大会だけとなっている。

「高円宮杯プレミアリーグ」がスタートしたのは2011年。その前年までは、毎年秋に高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会が開催されていたが、リーグ戦へ発展させる形で「高円宮杯U-18サッカーリーグ」を創設。各都道府県や各地域でも行われているリーグ戦の最上位が、この「高円宮杯プレミアリーグ」だ。

高円宮杯

前述したように24チームを地理及び交通面など総合的に考慮した上でEAST・WESTと12チームずつのグループに分け、ホーム・アンド・アウェー方式の2回戦総当たりでリーグ戦を行い、EASTとWESTの優勝チームは、「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ ファイナル」へ進出。真のプレミアリーグ王者を目指して、両雄が激突する。

EAST・WESTのリーグ戦下位2チーム、計4チームは地域リーグに当たる「高円宮杯プリンスリーグ」に降格。また、年末には全国9地域の「高円宮杯プリンスリーグ」で上位に入ったチームによる「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ プレーオフ」が開催され、この大会で勝ち上がった4チームが、翌年から「高円宮杯プレミアリーグ」へと昇格することになる。

過去の優勝チームを振り返ると、昨年のチャンピオン・青森山田高校とサンフレッチェ広島ユースが3回に渡って栄冠を獲得。流通経済大学付属柏高校、セレッソ大阪U-18、鹿島アントラーズユース、FC東京U-18、サガン鳥栖U-18がそれぞれ1回ずつリーグ日本一を味わっている。

このステージを経験して世界に羽ばたいた選手も少なくない。日本代表の躍進に沸いたカタールワールドカップの出場選手では、モナコ(フランス)の南野拓実はセレッソ大阪U-18、カーザ・ピア(ポルトガル)の相馬勇紀は三菱養和SCユース、フライブルク(ドイツ)の堂安律はガンバ大阪ユース、ラツィオ(イタリア)の鎌田大地は東山高校、レアル・ソシエダ(スペイン)の久保建英はFC東京U-18の選手として、この大会でプレー。また、アーセナル(イングランド)の冨安健洋は中学校3年生の時に、アビスパ福岡U-18の選手としてプレミアの舞台に立っている。

J SPORTSでは今シーズンの「高円宮杯プレミアリーグ」も毎節1試合ないし2試合の放送、配信を予定している。『次なる主役は、ここにいる』。高校生たちの熱き戦いをお見逃しなく!

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