コースの特徴
ラインステージとしては今大会最短で、コース上にポイントのつく山岳はひとつだけ。スタートからフィニッシュまで、果敢な高速バトルが繰り広げられるに違いない。
温泉地から始まる1日は、決して単純ではない。「リビエラ・サクラ(聖なる流域)」と呼ばれるシル渓谷を貫くコースには、細かいうねりが多く、アップダウンがうんざりするほど登場する。たしかに1つ1つの起伏は厳しくはないが、繰り返しが、確実に脚を削っていく。
もちろん今区間最大の勝負地は、道の終わりに待ち構える1級山岳モンターニャ・デ・マンサネーダ。ガリシア州唯一のスキー場へと向かう全長15.4km山道は、平均勾配4.7%と、幅広い脚質に可能性が開かれている。ただラスト2kmは勾配8%前後ときつく、12%ゾーンも待ち構える。
旨味は少ないが山岳賞へ向けての縁起の良い山
山岳賞狙いの選手にとっては、もしかしたら、旨味の少ないステージかもしれない。しかし過去1度だけ同フィニッシュが使用された2011年大会は、モンクティエが制し、4年連続山岳賞へ向けての堅固な礎を築いた縁起の良い山であることも忘れてはならない。
文:宮本あさか
Difference in height
高低差図
Detail
詳細
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
45 km/h | 43 km/h | 41 km/h | 45 km/h | 43 km/h | 41 km/h | ||
137.4 km | オフィシャル スタート |
14:19 | 14:19 | 14:19 | 21:19 | 21:19 | 21:19 |
36.3 km | 中間SP(B) | 16:33 | 16:40 | 16:46 | 23:33 | 23:40 | 23:46 |
0.0 km | 1級山岳 フィニッシュ |
17:22 | 17:30 | 17:40 | 00:22 | 00:30 | 00:40 |